11月。仕事の山場をどう乗り越えようか考えながら、キリエは迷っていた。
例年、誕生日かその前後に行くのだが、最近は「見頃が終わりかけのもみじの葉っぱが黒く乾いてちりちりなってなんだか寂しい気分になっちゃう」ことが多い。それに晴れた日に行きたいじゃない。
そこでいろいろ調べてみるが、今年の現地情報は入手することができず、「例年は11月14日頃から見頃」というざっくりした「例年情報」を信じ、たまたま休みを取っていた「1日早いけど、だいぶ見頃に近いに違いない!」という謎の自信を持って11月13日、宮島に向かった。
フェリーで宮島に渡り、桟橋で待っていた「もみじだより」。
宮島は黄色の「やや色づく」だとぉ、どがしゃあああああっ!もみじまんじゅうちゃんでかわいくしているからって、許しませんからね!見頃じゃないじゃん!!
寒いかと思っていたのに、日差しがきつくて andwander backpack20 の底に上着を固定し、いつものようにうぐいす歩道を歩き始めた。
観光客の多くが厳島神社を目指し東に向かうが、うぐいす歩道は桟橋から西に進む。人があまりおらず、ひっそりと散策できて私のお気に入り。しかしハイシーズンはここも人が多い。メインルートよりはぐんと少ないけれど。
もりもりの鹿に歓待されたけど(?)、青紅葉ばかりですよ!緑です!
しばらく緑のトンネルの中を歩く。
見事な朱赤はハゼノキばかり。
きれいだからとやたらと近づいてはなりませんよ。かぶれの木ですからね。お肌の弱い人は触らなくても近づくだけでかぶれてしまうそうなのでお気をつけください。
まったく紅葉していないわけではなくて、個体差がある。モミジの種類にもよるのかもしれない。
綺麗な紅葉をバックに今回のお供「モレスキン・カイエ」と記念撮影。
どうしてカイエをお供に選んだのかは、Notebookersの記事に書きましたので、よかったらそちらもどうぞ。
そして今年も定位置にシートを敷き、お茶を飲んで休憩。ついでにカイエも書きましょう。
今回の紅葉狩りはほぼ青紅葉。ぽつんぽつんと赤。時々オレンジと緑。といったところでしょうか。
どこかで見たことあるぞ、と思い出していたら「生麩のもみじ」でした。オレンジと緑のグラデーションになっているのもあるでしょ。相変わらず食い気に走って笑った。
真っ赤っかの紅葉狩りはできなかったけど、今年になって1度も宮島に行けてなかったので、単純に嬉しかったし、舗装されているけどちょっと山道も歩けてマイナスイオン浴びて、すごく気持ちよかった。
春の異動からギスギスしていたから、ゆったりした気持ちになれた。「好きだなぁ、こういうの」と思った。
そして食い気キリエを爆発させようと、今回のメインイベント(?)のあなご飯は「売り切れました」看板の出現により中止となった。傷心しおしおになった。
でもキリエは諦めない。
食事のあとは宮島ブルナリーへ駆け込みよ!
宮島ブルナリー自家醸造1周年記念として仕込まれた「セゾン・ドゥ・ソーヴィニヨン」というビールとカキフライで乾杯。ビール、沁みたぁ!ここでカイエを書きまくる。
このあと素敵カフェに行くんだけど、それは新しい記事に仕立てるつもり。素晴らしい景色だった。
■追記 20191117
素敵カフェについて書きました!
開放感にうっとりしながらケーキとワイン / 牡蠣祝 [広島・宮島]ちなみにただいま厳島神社の大鳥居は修理中。
海に浮かんでいるので、東から橋(?)を伸ばしています。これ、重機どうするんだろう。分解して運んで鳥居の足場で組み立てるのかしら。そもそも重機を使うのかしら。
この工事の終了予定は「未定」だった。詳細は厳島神社HPでご確認ください。
おうちに帰るまでが遠足。帰りにはお土産買いたいな。
今回はおきな堂さんの季節限定「栗」のもみじまんじゅうにしました。あちあちをくださったので、中が蒸気で曇ってるよ。
楽しい1日じゃったなぁ。
■宮島の写真
退院した健次郎(OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ)と久々ワンデイトリップいちゃいちゃデート。全部ブログに載せるわけにいかないので、Instagramにはもうちょっとたくさんの写真を投稿します。よかったらそちらもご覧ください。
■おまけ
私が大好きなワイキキバニーちゃんへのリスペクトの気持ちをたっぷりこめて、休憩中の秘蔵の虫が穏やかな瀬戸内海をちら見せするぷりちー動画。
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