宮島で青紅葉狩りを堪能しビールも飲んだ後、なんだか甘いものが食べたくなりました。
「牡蠣祝」の名前は聞いたことがありましたが、なかなか行きつくのが大変、というのも聞いていました。
牡蠣のオイル漬けがうまうまの牡蠣屋さんの系列店なので牡蠣を食べるのかと思いきや、カフェでした。
お店のHPの「行き方」をスマホで確認しながらじわりじわりと接近。いいですね、なんとなく「地図を頼りに知らない街を歩く」みたいな感じ。
商店街を通り、途中五重塔の撮影スポットを経て、坂道を上るとありました。
建物の中に入って驚きました。だって海に面している壁がぶち抜いてあるんだもの。ひゃ~!!
遮るものは柱だけ!
という大胆でモダンな雰囲気のお店でした。
席は店員さんに勧められて店内ですが、景色が綺麗に見えるところにしました。一人だからどうかな、とすみっこに座ろうとしたときにきちんと声をかけていただいて、嬉しかったです。
人気はやはり建物の外にあるテラス席(木製二枚羽根の風車が写っている写真がテラス席)。あそこに座れば遮るものなく、絶景が楽しめそうです。ただし、日差しや風にはさらされます。そしてテラス席が空いたからといって、途中で移動するのは禁止されていました。
11月は私のお誕生月ですからね。わがまましてもいいんです。食べすぎ?飲みすぎ?体重?病気にならない程度にはちゃめちゃしたっていいんです。リッチな気持ちと空間をリッチな飲み物と食べ物と一緒に味わいましょう。
普段、そんなに贅沢をしているつもりなないのですが、たまにちょっとお作法を気にするところに行って自分の背中をぴしっとさせるのもいいものです。かつては「ホテルのカフェでお茶をする」のを背伸びしてやってみたかったのですが、そんなこと思わなくなったなぁ。
注文したのは「ワインとケーキセット」。
- 白ワインと広島レアチーズケーキ
- 赤ワインとチョコレートケーキ
両方ともそそりましたが、さっぱりしたいるほうが好みなので「白」にしました。
綺麗でぴかぴか、指紋なんてないガラスの器でやってきましたよ。特にレアチーズケーキは不思議な食感でした。お口の中も楽しい。
牡蠣のオイル漬けも注文できます。ワインと牡蠣、おいしいの間違いない。
私の席から見えたのはこんな感じ。
テラス席に人がいらっしゃらなくなってから立ち歩いて、千畳閣と五重塔と海や店内の照明などの写真も撮らせていただきました。
ワインを飲み、ケーキを食べ、モレスキンのカイエにあれこれ書きつけ、とってもいい気分。
知らなかったのですが、宮島の町家通りは水曜定休のところが多く、またハイシーズンより少し早めに行ったので、こんなにゆっくり過ごすことができたのだと思います(11月13日水曜日に行きました)。
うふふ、うふふ、いい気分。
ひとりで楽しむのもいいし、これを誰かと一緒に静かにおしゃべりして共有したいなぁ、と思いました。
気候のいいときに、テラス席に座ってみたいなぁ。
■参考
◇牡蠣祝
◇キリエの牡蠣屋レポート(ただし写真は消失)
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