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さざえ堂

2021/09/232







飯盛山にある「さざえ堂」の写真をガイドブックで見たときは、
正直、あまりピンときませんでした。


しかし、東京でJRに乗り、
車内の動画サービス(? っていうの? 広島ではないよ!)で
ちょうどさざえ堂が取りあげられていて、
それを見ると途端に興味津々!

内側の様子が映し出されていましたが、
「ああああ!
ここ、行きたい!!
すっげ~行きたい!!」
と突然、ひとりで盛り上がっていました。



コォもそれを知っていたので、
白虎隊のことでしゅんとなった私に、
「次はさざえ堂だよ」
と声をかけてくれました。











建物を横から見ると、こんな感じ。



すごいでしょう?

木造で斜めになっているのよ!













これが私の心をつかんで離さなかった堂内のスロープです。

螺旋状になっていて、
前に進むだけで、
建物のてっぺんまでいって、下りてきます。





なんて言ったらいいんだろう。

うーんうーん。

まず、この建物の構造を考えた人がすごい!

江戸時代に、この構造。
すごい!

そして、木造。
で斜め。

考えても、実際に建てるとなるととても難しいのではないか。
と勝手に想像します。




さざえ堂にいたときに感じた感覚は、
どこかほかでも感じたことがあるなぁ。

どこだったんじゃろう・・

お寺か神社か。
いや、もっと別のところか。

とにかく日本だったような気がします。





木造で、
まっすぐじゃないので、
なんだかとてもやわらかい空気でした。

ぐるぐる回っていくのも、やわらかさにつながるのかしら・・?


上がるにつれて、
昼間なのに
宇宙というかそんな大きなものにつながっているというか、
そんな感じ。















これがてっぺんの天井です。

この写真を撮るのに、仰向けに寝っ転がるキリエを見て、
コォは驚いていましたが、
ええ、こんなのがキリエなんですよ。




それからしばらく、私たちは座っててっぺんにいました。


「なーんだか不思議だねぇ」
とぽつりぽつり言いながら、
ぼーっとなっていました。

会話は途切れがちでしたが、
その場の雰囲気に浸っていました。






夕方にさしかかる頃だったせいか、
私たち以外、
誰も上がってきませんでした。



夜空を見上げて、
流れ星なんかを探しながら、
寝ころんでいるみたいでした。




できることなら、もっともっとそこにいたかったのですが、
そうもいかないので下りることにしました。



下りてしまうのがもったいなくて、
立ち止まってしまいそうでした。










なにがどうなのか、うまく説明できないけれど、
このさざえ堂は今回の福島の旅キリエのTOP5の
堂々二位でした!




いやぁ、また行きたい!







ちょっとそこでお祈りしたいです。









会津さざえ堂の公式サイト→