編集
左下が
「こんなシャガール見たことない!」という大胆なコピーの入ったシャガール展のフライヤーですが、
今回、注目していただきたいのはその上!
自画像が印刷されたものです。
上にも書きましたが、
「ケンビの宝物。名作って何だろう? 美術館のこども部屋 ver.1」
という名前の展示です。
これは常設展の一番最後のお部屋にありました。
すっごく面白かったの!
美術、芸術と聞くととっつきにくい印象を持つ人もいるだろうし、
「自由に見たらいいんですよ」
と言われても、自由すぎでどうしたらわからないし、
わからないのにわかったような顔で「うんうん」とうなづきながら見ていくのもつらいし…
その手掛かり、助けになるのがこの小さな展覧会でした。
展覧会では「完成した作品」を見ることがほとんどですが、
その創作過程をちらりと見せてくれたり。
磁器陶器の器や像がどんな箱にどのようにしておさめられているのかを見せてくれたり。
(ふっかふかのお布団でやさしく、でもしっかりホールド!という工夫がされていました。
初めて見たよ!)
作品のタイトルがわざと表示されていなくて、
「君ならどんなタイトルをつける?」
と質問されたり、
美しい磁器の器に対しては
「どんなものを盛りつけたい?」
と聞かれたり。
このタイトルづけの質問はたくさんの作品でされていましたが、
靉光の自画像(上のフライヤーの自画像)が展示されていたのにはびっくり!
だって普段、この自画像は常設展の中でも
「ケンビ、こんなすっごい作品持ってるもんねっ、ドヤァ!」
という感じを受ける作品なのですが
(なにか特別な展示をされていたわけではないのですが、
常設展の最初のお部屋はテーマで展示作品が多少変わりますが、
2つ目のお部屋からはあまり変わりません。
その2つ目のお部屋の割と早いうちに見ることが多くて、
そんな印象を持ったのかもしれません。
私の中で、県美の常設と言えば、
靉光の自画像
ダリの「ヴィーナスの夢」
そして色絵馬です)、
それがこんなところに!!
シャガール展について、
県美のFacebookでは、
作品をそれぞれどこに展示するのか、
作品を小さく印刷したものが展示用の壁に貼ってある様子の写真も公開されていました。
こういう「美術館の裏側」を見るのも、
すっごいワクワクしましたが、
それに似たようなワクワク感いっぱいで、このお部屋を出ました。
なにをどうやっても、
好きじゃないものは好きじゃないし、
無理に「好きになれ」というのも酷なもの。
それに子どもはなにをするかわかりません。
違う美術館では実際に作品で遊べるものもありましたが、
子どもたちはただただ楽しいだけで、
ほかにも見ている人がいたり、
そんなにひどくしたら作品が壊れてしまうのもお構いなしでした。
子どもたちが去ったあと、学芸員の人が嘆いていらっしゃいました。
それでも。
どうしても好みに合わない、というのではなく、
「どう楽しんでいいのか」
「とっかかりはどこから始めたらいいのか」
わからなくて「嫌い」と言っている人にも、
楽しい展覧会でした。
私、すっごく楽しくてお部屋の前のパズルも、
十二星座デザイン当てもやったんだ!
タイトルに、ver.1とあることはまた違うものもあるのかなぁ。
楽しみです。
Children's Room in the Museum ver.1
The Treasure of KENBI.
What is a Masterpiece?
Very interesting!
ケンビの宝物。名作って何だろう? 美術館のこども部屋 ver.1 広島県立美術館
|2022/02/03左下が
「こんなシャガール見たことない!」という大胆なコピーの入ったシャガール展のフライヤーですが、
今回、注目していただきたいのはその上!
自画像が印刷されたものです。
上にも書きましたが、
「ケンビの宝物。名作って何だろう? 美術館のこども部屋 ver.1」
という名前の展示です。
これは常設展の一番最後のお部屋にありました。
すっごく面白かったの!
美術、芸術と聞くととっつきにくい印象を持つ人もいるだろうし、
「自由に見たらいいんですよ」
と言われても、自由すぎでどうしたらわからないし、
わからないのにわかったような顔で「うんうん」とうなづきながら見ていくのもつらいし…
その手掛かり、助けになるのがこの小さな展覧会でした。
展覧会では「完成した作品」を見ることがほとんどですが、
その創作過程をちらりと見せてくれたり。
磁器陶器の器や像がどんな箱にどのようにしておさめられているのかを見せてくれたり。
(ふっかふかのお布団でやさしく、でもしっかりホールド!という工夫がされていました。
初めて見たよ!)
作品のタイトルがわざと表示されていなくて、
「君ならどんなタイトルをつける?」
と質問されたり、
美しい磁器の器に対しては
「どんなものを盛りつけたい?」
と聞かれたり。
このタイトルづけの質問はたくさんの作品でされていましたが、
靉光の自画像(上のフライヤーの自画像)が展示されていたのにはびっくり!
だって普段、この自画像は常設展の中でも
「ケンビ、こんなすっごい作品持ってるもんねっ、ドヤァ!」
という感じを受ける作品なのですが
(なにか特別な展示をされていたわけではないのですが、
常設展の最初のお部屋はテーマで展示作品が多少変わりますが、
2つ目のお部屋からはあまり変わりません。
その2つ目のお部屋の割と早いうちに見ることが多くて、
そんな印象を持ったのかもしれません。
私の中で、県美の常設と言えば、
靉光の自画像
ダリの「ヴィーナスの夢」
そして色絵馬です)、
それがこんなところに!!
シャガール展について、
県美のFacebookでは、
作品をそれぞれどこに展示するのか、
作品を小さく印刷したものが展示用の壁に貼ってある様子の写真も公開されていました。
こういう「美術館の裏側」を見るのも、
すっごいワクワクしましたが、
それに似たようなワクワク感いっぱいで、このお部屋を出ました。
なにをどうやっても、
好きじゃないものは好きじゃないし、
無理に「好きになれ」というのも酷なもの。
それに子どもはなにをするかわかりません。
違う美術館では実際に作品で遊べるものもありましたが、
子どもたちはただただ楽しいだけで、
ほかにも見ている人がいたり、
そんなにひどくしたら作品が壊れてしまうのもお構いなしでした。
子どもたちが去ったあと、学芸員の人が嘆いていらっしゃいました。
それでも。
どうしても好みに合わない、というのではなく、
「どう楽しんでいいのか」
「とっかかりはどこから始めたらいいのか」
わからなくて「嫌い」と言っている人にも、
楽しい展覧会でした。
私、すっごく楽しくてお部屋の前のパズルも、
十二星座デザイン当てもやったんだ!
タイトルに、ver.1とあることはまた違うものもあるのかなぁ。
楽しみです。
Children's Room in the Museum ver.1
The Treasure of KENBI.
What is a Masterpiece?
Very interesting!
コメントを投稿
別ページに移動します