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※今回も、ついてこれる人だけついてきてください。
※ネタバレ注意!
フィギュアスケートアニメ「ユーリ!!! on Ice」の魅力はたくさんありますが、音楽もその一つ。
選手のショートとフリーのプログラムの曲の多くが書き下ろされています。
劇中劇のように架空のオペラや映画のテーマ曲を選手が滑っている、というものもあります。
それに作品の中で使われている曲も、ストーリーを盛り上げます。
演技の振り付け、衣装デザイン、音楽も「リアルでも本気で演技できるよ」という気迫に満ちた、この濃厚な裏打ちがあって、「ユーリ」という作品は奥行・深さ共に存分にある、ぺらぺらしていないどっしりしたものになっている、と思います。
その「音楽」の部分だけを取り出してのオーケストラコンサートの情報を知ったとき「どーせ、東京でしょ。けっ!」とふてくされていました。
そのあと、随分経ってからライブビューイングが全国の劇場で開催されることを知りましたが、二つの大きな旅を控えていた私は、チケットを取らずにいました。
結局、二つ目の東京旅の途中、2回の先行予約が終わり、一般売りが開始されました。
旅先ではたくさんのできごとがみっちみちにあったので、予約する気になれず、広島に戻ってからチケットを取り、まだ旅の余韻が残る11月19日の夕方、ライビュ会場に向かったのでした。
会場に到着する1時間前になり、Twitterで「ライビュでもパンフレットを発売」していることを知り、会場に着くなりパンフを購入。
そのあと、早めの夕飯を食べ、本番に備えます。
パンフにはちびキャラシールがついていました。
そしてライビュでは、キラキラシールが配布されました。
ユーリのステッカー、すんごくいっぱい持っていることになるんだけど、みんなどうしてる?
貼ってる?
使ってる?
眺めてる?
私は使いたい派なのですが、どこに貼ろうか考えてしまいます。
貼りつくしているよ!
さて、コンサートですが、オーケストラの人は「なんとかフィルハーモニー交響楽団」より、ちょっぴりカジュアルで男性はノータイ。しかし、黒シャツ、黒スーツで統一。女性も黒の衣装。パンツスタイルの人が多かったかな。
指揮とピアノは作曲家の松司馬拓さん。
作中のあの曲が!あのシーンが!
ステージ中央の大画面にそのシーンも映し出され、思い出してはううう!となりました。
ほっそい人がギター(電気のやつ。音楽と楽器についてはよくわかっていない)やピアノを弾いていて、「誰じゃろう?」と思っていたら、最後の紹介のところで、作曲家の梅林太郎さんだと知り、驚き!
色気のある綺麗な人でした。
印象に残っているのを、ランダムに挙げると。
〇オタベックのサマルカンドも、建国も「あー、オーケストラで聴くのがふさわしい!」という重厚さ。
演出で炎が燃え上がり、あたしの中の何かも建国しそうでした。
あの日本語訳の歌詞もいいんだ。
〇「愛について ~Eros~」。まぢエロス。
作品の中より、もっとエロス盛り盛り。
私の勝手なイメージのせいでしょうか、それまでのオーケストラの演奏は「楽譜通り」忠実に、という感じだったのですが、フラメンコギタリストの沖 仁さんが入ると、セッションというか、アドリブいっぱいで相手の出方を見ながら自分も仕掛けていく、という感じで、「男の僕以外でも誰でも妊娠してしまいそうなほどのエロス。街の人全員妊娠してもおかしくないほどのエロス」になっていました。
〇「愛について ~Agape~」。ボーイソプラノでとにかく一生懸命歌われると、ユーラチカのぴゅあぴゅあで薄幸そうなものが思い出されて、思わず泣きそうになりました。
友達のオタベックがいてよかったよ、ユーリ!!
〇クリスのショート。
歌っている人が、クリス並みにいろいろびしょびしょにしそうな、マイクスタンドでポールダンスを始めちゃうんじゃないか、というくらい官能的なアクションで歌ってくれました。
〇ピチットくんのショート、JJのテーマ、ミッキーのセレナード、バンケットの4曲を一人の人が歌いました。
バンケットのときが一番ノリノリ!
梅林さんのギターがかっちょえかった!
〇Still Alive。これ、もうね。感動して涙出そうだった。
生き抜くぞ!って思う。
これも梅林さんのギターがかっちょよくて。
〇アリア「離れずにそばにいて」が最初に歌われ、終わりのあたりでデュエット「離れずにそばにいて」が歌われるのですが、女性の歌手の方が本当に愛おしそうに男性の歌手の方を見ながら歌われるので、もう私の中の乙女心がきゅんきゅんして、大画面にはエキシのときや指輪交換(?)のシーンが流されていて、もうもうもう、「この師弟をなんとかしてーーーー!!!」と心の中で叫びまくっていました。
〇最後は波多野さんの「YouOnlyLiveOnce」、そして豊永さんの「History Maker」で終わりました。
声優さんたちが出演したイベントも楽しいのですが、人数が多すぎて収拾できなくなったり、やりすぎてかえって興醒め、のこともありました。
今回のコンサートでは、しゃべりはほとんどなくて「音楽を楽しむ。音楽を聞かせる。音楽で想像する」感じで、「ユーリ!!! on Ice」という作品に集中できた気がしました。
パンフレットの中には、「初心者でもわかるオーケストラ」といった解説ページや、メインの曲に梅林さんと松司馬さんの解説のページなどもあり、うっとり。
これからじっくり読みます。
あっと言う間の2時間強でした。
コンサートが始まる前と終わった後には、ヴィクトルさんが優しく晴れやかな声で「演奏中の注意事項」や「帰るときの注意や物販について」のアナウンスがあり、「うわあああああん、諏訪部さんにも会いたかったよーーーー!!!ヴィクトーーーール!!!」と思いました。
やはり、勇利、ヴィクトル、ユーリの3人セットでまずは会いたいです。
■参考
Break Out Presents ユーリ!!! on CONCERT
ユーリ!!! on CONCERT ライブビューイング #yurioncon #yurionice
|2021/06/05※今回も、ついてこれる人だけついてきてください。
※ネタバレ注意!
フィギュアスケートアニメ「ユーリ!!! on Ice」の魅力はたくさんありますが、音楽もその一つ。
選手のショートとフリーのプログラムの曲の多くが書き下ろされています。
劇中劇のように架空のオペラや映画のテーマ曲を選手が滑っている、というものもあります。
それに作品の中で使われている曲も、ストーリーを盛り上げます。
演技の振り付け、衣装デザイン、音楽も「リアルでも本気で演技できるよ」という気迫に満ちた、この濃厚な裏打ちがあって、「ユーリ」という作品は奥行・深さ共に存分にある、ぺらぺらしていないどっしりしたものになっている、と思います。
その「音楽」の部分だけを取り出してのオーケストラコンサートの情報を知ったとき「どーせ、東京でしょ。けっ!」とふてくされていました。
そのあと、随分経ってからライブビューイングが全国の劇場で開催されることを知りましたが、二つの大きな旅を控えていた私は、チケットを取らずにいました。
結局、二つ目の東京旅の途中、2回の先行予約が終わり、一般売りが開始されました。
旅先ではたくさんのできごとがみっちみちにあったので、予約する気になれず、広島に戻ってからチケットを取り、まだ旅の余韻が残る11月19日の夕方、ライビュ会場に向かったのでした。
会場に到着する1時間前になり、Twitterで「ライビュでもパンフレットを発売」していることを知り、会場に着くなりパンフを購入。
そのあと、早めの夕飯を食べ、本番に備えます。
パンフにはちびキャラシールがついていました。
そしてライビュでは、キラキラシールが配布されました。
ユーリのステッカー、すんごくいっぱい持っていることになるんだけど、みんなどうしてる?
貼ってる?
使ってる?
眺めてる?
私は使いたい派なのですが、どこに貼ろうか考えてしまいます。
貼りつくしているよ!
さて、コンサートですが、オーケストラの人は「なんとかフィルハーモニー交響楽団」より、ちょっぴりカジュアルで男性はノータイ。しかし、黒シャツ、黒スーツで統一。女性も黒の衣装。パンツスタイルの人が多かったかな。
指揮とピアノは作曲家の松司馬拓さん。
作中のあの曲が!あのシーンが!
ステージ中央の大画面にそのシーンも映し出され、思い出してはううう!となりました。
ほっそい人がギター(電気のやつ。音楽と楽器についてはよくわかっていない)やピアノを弾いていて、「誰じゃろう?」と思っていたら、最後の紹介のところで、作曲家の梅林太郎さんだと知り、驚き!
色気のある綺麗な人でした。
印象に残っているのを、ランダムに挙げると。
〇オタベックのサマルカンドも、建国も「あー、オーケストラで聴くのがふさわしい!」という重厚さ。
演出で炎が燃え上がり、あたしの中の何かも建国しそうでした。
あの日本語訳の歌詞もいいんだ。
〇「愛について ~Eros~」。まぢエロス。
作品の中より、もっとエロス盛り盛り。
私の勝手なイメージのせいでしょうか、それまでのオーケストラの演奏は「楽譜通り」忠実に、という感じだったのですが、フラメンコギタリストの沖 仁さんが入ると、セッションというか、アドリブいっぱいで相手の出方を見ながら自分も仕掛けていく、という感じで、「男の僕以外でも誰でも妊娠してしまいそうなほどのエロス。街の人全員妊娠してもおかしくないほどのエロス」になっていました。
〇「愛について ~Agape~」。ボーイソプラノでとにかく一生懸命歌われると、ユーラチカのぴゅあぴゅあで薄幸そうなものが思い出されて、思わず泣きそうになりました。
友達のオタベックがいてよかったよ、ユーリ!!
〇クリスのショート。
歌っている人が、クリス並みにいろいろびしょびしょにしそうな、マイクスタンドでポールダンスを始めちゃうんじゃないか、というくらい官能的なアクションで歌ってくれました。
〇ピチットくんのショート、JJのテーマ、ミッキーのセレナード、バンケットの4曲を一人の人が歌いました。
バンケットのときが一番ノリノリ!
梅林さんのギターがかっちょえかった!
〇Still Alive。これ、もうね。感動して涙出そうだった。
生き抜くぞ!って思う。
これも梅林さんのギターがかっちょよくて。
〇アリア「離れずにそばにいて」が最初に歌われ、終わりのあたりでデュエット「離れずにそばにいて」が歌われるのですが、女性の歌手の方が本当に愛おしそうに男性の歌手の方を見ながら歌われるので、もう私の中の乙女心がきゅんきゅんして、大画面にはエキシのときや指輪交換(?)のシーンが流されていて、もうもうもう、「この師弟をなんとかしてーーーー!!!」と心の中で叫びまくっていました。
〇最後は波多野さんの「YouOnlyLiveOnce」、そして豊永さんの「History Maker」で終わりました。
声優さんたちが出演したイベントも楽しいのですが、人数が多すぎて収拾できなくなったり、やりすぎてかえって興醒め、のこともありました。
今回のコンサートでは、しゃべりはほとんどなくて「音楽を楽しむ。音楽を聞かせる。音楽で想像する」感じで、「ユーリ!!! on Ice」という作品に集中できた気がしました。
パンフレットの中には、「初心者でもわかるオーケストラ」といった解説ページや、メインの曲に梅林さんと松司馬さんの解説のページなどもあり、うっとり。
これからじっくり読みます。
あっと言う間の2時間強でした。
コンサートが始まる前と終わった後には、ヴィクトルさんが優しく晴れやかな声で「演奏中の注意事項」や「帰るときの注意や物販について」のアナウンスがあり、「うわあああああん、諏訪部さんにも会いたかったよーーーー!!!ヴィクトーーーール!!!」と思いました。
やはり、勇利、ヴィクトル、ユーリの3人セットでまずは会いたいです。
■参考
Break Out Presents ユーリ!!! on CONCERT
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