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この最後の触角、春に切ろうか。

2017/09/30


私の髪型はアシンメトリーです。
癖の強い私の髪をマリオがそれを縮毛矯正などで言うことをきかせるのではなく、
その癖に沿うようにして、髪を切ってくれます。



最初の頃は、全体より長い髪の房が4つありました。
私はそれを「触角」と呼びました。

マリオも私も大人になったのか、触角は2本になり、そして1本になって長いです。


最近、マリオがその最後の触角のことを気にしているのです。

年明けに髪を切りに行ったときもそうで、触角をいじりながら
「うーん」
とうなっています。

声をかけたら、
「こいつを切ってやろうかどうしようか、悩んでるんですよ。
いつか切ってやろうと思って」


最後の触角は、特に癖の強い一房で、
何もしていないのに縦ロールにくるんとなります。
「それがかわいいんですよ」
とマリオは言っていましたが、攻めの態勢ですね。

私もしょっぱな、
「去年は保守で、あまり思い切って切らなかったので、今年は攻めます。(私の仕事的に)怒られないきわきわで切りましょう」
と言って、じゃぎじゃぎ切ってもらいました。

もしかしたら2月に着物を着るかもしれないので、それも伝えると、
結構ショートで、触角あり(左耳の前あたりの髪)、前髪は斜めにぱっつん。
となかなか最近にないインパクトのある髪型になりました。


ショートなので2か月ちょいごとに切りにいきます。
伸びると収拾がつかなくなるコシの強い髪なので、どうにもならなくなる前に行きます。

次に切りに行ったとき、マリオに
「触角、切りましょう」
と言ってやるつもりです。

こういうときは背中を押さなくちゃ!

触角がなくてもきっとアシンメトリーな髪型だろうし、
マリオはより私が私らしくいられる髪型を模索してくれると思います。

触角でできて、思えば結構長いので、切ってしまうと寂しいかもしれませんが、
また新しい風をもたらすかもしれません。

楽しみ!