バラのような華やかさもなく、
ユリのような高い香りもなく、
サクラのような気品もなく、
スミレのような可憐さもなく。
あたしは、ぺんぺん草。
自分にないものを求めて、
背伸びをしたり、
無理にヒールの高い靴をはいたり、
化粧をしたり、
爪を彩ったり、
髪をのばしてみたり。
でも、どれもあたしにしっくりこなかったの。
しかしやっぱり、視線は華やかなお花に向けられて、
寂しい思いもたくさんした。
ヤケになったり、
お花であることをやめようとしたり、
考えないようにしたり、
うらやましく思って嫌な視線を送ったり。
やーねー。
だから。
「種を包んでるところが、ハート型でかわいいね」
「お花の色は白なんだね」
と言ってもらうと、すっごく嬉しい。
華やかなお花への嫉妬も憧れもまだまだあるけれど、
あたしはぺんぺん草として生きていく。
これをカッコよく
嫌味なく言えるといいな(笑)
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別ページに移動します1 件のコメント
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俺も、それ解るな。
でも、あるがままで居て、これが俺なんだって潔さ(開き直り)もカッコいいじゃんって思い始めた。
だから、あるがまま♪( ´θ`)ノ