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言いたいことを言うために、あたしは距離をとった。

2022/02/113








NOTEBOOKERSのライター
広島県立美術館のWebレポーターのことを書いていたら、
思い出したことがあった。




自分のブログなので、
自分が書きたいこと、
自分がいいな、と思ったことについて書く。







たとえば、「レポーター」への好奇心が強くて、
あまり関心のない特別展について書かなくちゃならなきゃいけなくなったら、
なんだかそれは違うような気がする。







数年前に、そのときつきあいがあった人に誘われて、
その人が関わっているグループの忘年会に参加したことがある。

「面白い人がいるよ」

という誘い文句だったなぁ。



確かに面白い人もいたけれど、
それぞれが、「自分がこうだ!」と思う活動をしていて、
それはそれでいいんだけど。

全体に流れていた、「すべてがポジティヴ」という雰囲気に馴染めなかったのと。

それらの活動について、
「ブログやTwitterを持っている人は、
このイベントについて書いてください!
相互協力です!」
と声高に話していらっしゃった人がいて、
それを多くの人が「うんうん」とうなづき、
その活動のHPのURLやチラシをメモしたり、取ったりしているのについていけなかった。




ある活動が、自分にとってとてもいいなぁと思ったり、
素敵な経験をしたなぁ、と思ったら、
頼まれなくても、自主的に、勝手にブログに書く。


でもさ~。
「相互協力」で書きたくないなぁ。

「そっちが活動するときには、こっちも書くから、
今回のこっちの活動について、ブログ書いて」
って、私のスタイルと違う。



それで、その忘年会で、「協力的な態度」を見せなかった私は、
その場でも浮いてしまった。









私が前のブログをぶっ壊して、このブログやTwitterのIDを作り直したのも、
自分が言いたいこと、書きたいことを書くために
「新たな場所」
を求めてのことだった。


随分乱暴で、
「それまでの関わりを絶って」からのアクションなので、
そうおすすめはできないんだけど、
つながりが増えれば増えるほど、
「しがらみ」
も出てくるわけで、
誰かを気にして言いたいことが言えないことに我慢できなくて、
こうなったの。




それで、人と距離をおいたり、かかわりが途切れてしまうことも多いけれど、
私はそうしてしまう。




でも、もうちょっと緩やかで穏やかな関係の持ち方も模索中。










■ 本日の写真

縮景園の萩。

こんなに花の色が濃い萩を見ないなぁ。