巡礼の師匠から、ハガキがきました。
「巡礼日記にはどんなノートがいいでしょうか?」
師匠うううう!!
前回のカメラネタと言い、今回のノートブックと言い、
血が逆上しちゃうじゃないですか!!
巡礼、というのはスペイン巡礼、カミーノ・デ・サンティアゴのことです。
カメラ同様、とにかく軽く!
でも、ひとりで歩くとどうやっても自分と向き合うことになるのね。
だからバルで休憩中、
道端で休憩中、
本日の歩き終了後、
手帳にいろいろ書きこむ人は少なくなかったです。
私もそのひとり。
ほかにも
「スペインから日本への国際電話のかけ方」
「まだ慣れないBaby G-Shockの使い方」
「お手紙を出したい人の住所」
などメモしていきました。
パニックになったら頭真っ白になるし、
ひとりだし、
スペイン語話せないし、
英語は落ち着いても中学生レベルしか話せないし。
とにかく、持って行ったノートブックに頼りっぱなしでした。
コスタリカのリングノートにしたので、
長編の封書を師匠に送るときには破って便箋にしてたなぁ・・
そう、このとき、師匠がモレスキンのノートブックを旅立ちに際してプレゼントしようか?と言ってくれたのです。
私の中で「旅の手帳」と言えば、
・ インディアナ・ジョーンズのパパ、ジョーンズ博士の研究手帳(小型の黒)
・ 「セブン・イヤーズ・イン・チベット」でブラピが持っていた手帳(小型の黒)
なのよね。
今思えば、モレスキンのポケット・黒ってそんな感じに育ちそうだけど、
そのときはすでに、コスタリカのノートにあれこれ書きこんでいたし、
慣れたノートがよかったので、丁重にお断りしたのでした。
巡礼が終わってから、数年は、
また巡礼に行きたい!と思えませんでした。
私がひどく疲弊した体験だったから。
カミーノで出会った3人は、2度目以上のカミーノを歩きましたが、
私はいまだ歩いていません。
だいぶこなれてきたし、
ヴォノにカミーノの写真を全部見てもらったとき(すっごい時間がかかった!)
ちょっとしんどかったけど、
少しは薄らいできたのを感じました。
でもね。
まだそのとき書いたノートを読み返すまでには至りません。
それでもさ。
「次にカミーノに行くときは、せっかく師匠が勧めてくれたモレスキンって手帳を持っていこうかしら」
なんて、うっすら考えていたのです。
なので、私の中では
モレスキン
↓
カミーノに持って行くノート
というイメージがあったので、
来年のために、と買った赤いモレスキンを見ると
「カミーノ、歩きますか」
という気分をちょっと思い出させてくれるのです。
師匠は、具体的にカミーノを歩く、と計画はしていないようですが、
「なに持って行こうかなぁ」
と考えるのは、なかなか楽しいものです。
さて、師匠になんてお返事を書こうかな。
■ 本日の写真
日経ビジネス Associe 手帳特集
ええい、みなまで言うな!
わかってるから!(笑)
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