気になるものの写真を撮るけれど、
忘れないようにしたいのは、
「今、自分がなにを見ていたいか」
ってこと。
数年前の花火大会で、
コンデジで花火を撮ることに夢中で、
肝心の花火を見て感じていなかったことがあった。
空に咲くあの火花も
空気を震わせる爆発音も
火薬と潮の匂いも
なにも「自分で」見て感じていなかった。
花火が好きなので、
なんだかとても残念だった。
それからは、気をつけている。
あとで、
「やっぱり、撮っておけばよかったかなぁ」
と思うこともあるけれど、
たとえば夕日、
たとえばそのとき一緒にいた人、
たとえば空気、
そういったものに集中して
たっぷり浸るほうが
自分に沁みてくる気がする。
■ 本日の写真
今年のゴーヤーはあまり元気がなく、
「緑のカーテン」はすかすか。
コメントを投稿
別ページに移動します