ヴォノが「まかせて!」と言ったので、
何も知らずに連れていかれたのは、
全室バルコニーつきの眺めのいいホテルでした。
昼に南京町でたらふく食べた私たちは、
お部屋で軽くなにかをつまみながら夜景を見よう、と計画しました。
滝修行のような雨の中、いろいろお買い物をしたのに、
ホテルの玄関で買い込んだワインの瓶を落として割ってしまいました。
しょげていると、
ホテルのお姉さんとヴォノが一生懸命、元気づけてくれました。
ヴォノはもくもくとガラスの破片を片づけ、
私をなぐさめ、
私が落ち着くとホテル探検に連れ出し、
ホテルの売店で地元のワインとビールを買い、
私たちのディナーの準備をしました。
私はナイフを取り出し、
チーズやささみの燻製を切りました。
お部屋は「あまり期待できないかもしれないよ」と彼は言っていましたが、
観覧車の正面で、
そのイルミネーションがいろいろ変わって楽しめました。
あの激しく降っていた雨も、
私が気を取り直した頃には止んでいました。
ワインを開け、
二人の嗅覚が「おいしいに違いない!」と感じたパン屋のパンとキッシュをつまみ、
イカリスーパーで買った濃厚なチーズを食べました。
これだけ書くとすごいですが、
二人で居酒屋に行くよりも安くあがっているんです。
でも、この雰囲気と夜景は何にも変えられません。
こんな素敵な提案をするヴォノは素敵だなぁ、と思いました。
このディナーは、今回の旅の中でも、とても思い出深いもののひとつとなりました。
■ 今回の旅行の反省
・ ワインの瓶は割らない!
・ すべての荷物を持って2時間半も歩かない! 地下鉄を使いましょう。
■ 本日の写真
お部屋ディナー終焉の様子。
食べ散らかしています。
食べ物をのせたテーブルも撮ったのですが、
夜景も含めた写真がこれしかなかったので。
テーブルは、天板がガラスで、
下に置いてあったテレビのコントローラーなどが丸見えの写真でした。
そのときにはまったく気づいていませんでした。
恐るべし、カメラ!
そして、写す前にチェックすべし!!
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