編集

さよならpink

2021/08/263



ここ数年、私の中で「ピンクの時代」だった。


こんなにピンクのものを持ったり、身につけたりしたことはなかった。

恥ずかしかったり、
わざわざ大声で指摘する人に対して攻撃的になりながらも、
ピンクのものを集めていた。




でも、今、はっきりとわかる。

私の中の「ピンクの時代」は一旦区切りがつき、
再び「青の時代」がやってきた。

その青色も「ターコイズブルー」。
私がカミーノで見た空の色。



ふわふわとかわいらしく
砂糖菓子のように微笑んでいるのではなく、
清々しい風になって、私は旅に出たい。



きっと、桜の季節になったり、
好きな人のそばにいると、
私はまたほんのりとピンクに染まるのだと思う。


しかし、今は「ふわふわ」より「爽快さ」を求めている。






「ピンクが好き!」というと、とっても女の子らしい感じがしていた。

自分があまり女の子らしく、女性らしくないものだから、
なんだか気恥ずかしいけれど、
「自分が女性である」ということを満喫できて、
それは豊かな感じだった。



それが少し離れていったのは、寂しいけれど、
きっと「元来のキリエ」には青がとても似合っているのだと思う。





さよならピンク。

また、私が「女の子」になるときに会おうね。