※個人の見解です。
Twitterのブロガークラスタ内で最近話題になっているのが、PVマフィアさん(@pv_mafia)だ。
ブロガーならば多くの人が欲しいと思う「ブログのPV」と「Twitterのフォロワー」獲得についてのツイートをし、実際に短期間でフォロワーを増やしている。
それのnoteなどの有料ではなく「無料」でそのノウハウをツイートしたり、これだけの人を集めることができた実績を示して法人に「どうだ」と自分を売り込んだりして、やっていることがなかなかでかい。
パチンコ屋さんとのやり取りはどきどきしちゃった。
現時点では正体を明かしていないので、それを探るのにやっきになる人もいたり、ツイート内容も賛否両論あったり。
そして私もしたけれど「PVマフィアごっこ(?)」を楽しむツイートも多く見た。
マフィアさんはリプするときに、
「よぉ、キリエ」のように呼びかけ、含蓄がありそうな言葉を並べ、思わせぶりなときには「ククク……。」と喉の奥で笑っているような雰囲気で終わっていることが多い。
なので、私も「よぉ、なんとか」と仲良くしているフォロワーさんに呼びかけ、どうでもいいことを書き連ね、最後に「ククク……。」と締める、というのを何回かした。
キャラ作ってるなぁ、と思った。
ブログやSNS運営で言われている「ペルソナづくり」なのかなぁ、と思ったり。
「名前を呼ぶこと」によって生じるぐっと相手を引き付ける効果を狙ってのテクニックを使っているのかなぁ、と思ったり。
テンプレのようなリプで真似っこしやすくして、自分を普及させているのかなぁ、と思ったり。
結構、マメにリプ飛ばしたり、いいねつけたりしているので、かまってちゃんは嬉しいだろうし。
マフィア、と名乗りながら、「ちょっとワルぶった、含蓄がありそうななにかを言うおじさま」っぽかったり。
まぁ、いろいろ感じているわけですよ、私も。
PV欲しいか、と問われれば、そりゃ欲しいもんね、私も。
しかし、PVマフィアさんのことは「胡散臭いなぁ」と眺めている。
謎とはったりといろんな経験をしていそうで、いろんなことがすべて策略っぽくて。
なにを信用していいのか、さっぱりわからないんだもの。
彼のTwitterのフォロワーを増やす方法を何度も読んでみたものの、どうもわからない。
なんかさぁ、自分の中で身体の感覚で納得していないというか。
「腑に落ちない」という表現がぴったり。
ただ、これは私が相当偏った人物である、という自覚もあるので、そのことが原因かもしれない。
そういう意味では、彼のツイートはよく理解できないし、やっぱり胡散臭いまんまなので、丸呑み鵜呑みにはできないのだけれど。
ひとつだけ、自分のブログを再確認する機会を与えてくれたツイートはとても印象に残っている。
その質問に抜けているのは— PVマフィア (@pv_mafia) 2018年7月16日
「稼ぎたいのか否か」
自己表現なのか、
稼ぎたいのか
この大前提で答えは変わる。
そもそも、そうした前提を抑えられない質問者は「センスが無いモノ」として
“その他大勢”のラベルを貼られ、無造作に引き出しに放り投げられる。
些細なことにも気を抜くな。
スレッドでつながっているツイートの1つを取り出したんだけど、この前のツイートには「ブログを運営するなら、雑記ブログがいいのか、それとも特化ブログがいいのか、という質問がよく来ることを挙げ、それに対する答えが上記のツイートだ。
私のブログは雑記で日記のブログだ。
そして「稼ぐ」ことにはそれほど重きを置いておらず、「自分が思っていること感じている自分が書きたいことを書きたいときに書きたいように書く場所」としている。
前々からわかっていたことだけど、改めて「自己表現のブログ」と言われると「そうなんですよね」と大きくうなずく。
いや、それだけのことなんだけど、的確に言語化されると「ああ、納得!」と思い、その体験はとても大事なことだと思う。
これは腑に落ちた。
だからこそ、私の中で印象に残っている。
えー、こんな記事を書いていて「PVマフィアさんに便乗しているんじゃないの?」と思われるだろうけど、その通りです。
自分が感じたマフィアさんのことをちょっとまとめてみたくてさ。
記事タイトルに「PVマフィア」と名前を入れようかどうしようか悩んでさ。
入れたら注目される確率が上がるけど、便乗するのもどうかな、なんて迷った挙句、「どうせ中身も便乗しているのなら、タイトルも便乗させていただきましょう!」と結論づけた。
だって、4~5年でやっと初八千を得たくらいだからね。
もしこれがマフィアさん効果でPVが一瞬上がっていつもより収益があったとしても、こういう呑気な運営ならすぐに元に戻るだろうし。
そもそもそんなに注目は集めない、と考えている。
それより、だ。
多くの人がマフィアさんに「かまってー!かまってー!」とやっているけれど、「お、こいつにはかまいたくなるぜ」と思わせるにはどうすればいいのか、と考えるほうがわくわくする。
好みもあるけれどさ、付け焼刃じゃない、なにか「強烈なもの」を持っていたほうがよくも悪くも目立つからさ。
彼が繰り返し言っていることの中に「大勢の中の一つ」だと埋もれてしまう、というのがあって。
私はいろいろ外れていて、「大勢の中の一つ」になりにくい部分もあって寂しい思いも悔しい思いもしてきたんだけど。
こういうものを持って、この先、自分はどうやっていったらいいかな、というのはよく考える。
マフィアさんの好みの人にならなくてもいいけれど、「私」という「個」をどうとらえ、どうしていくのか、はこれからもずっと自分の課題かな。
マフィアさんのことを備忘録的にまとめておこう、と頭の中でつらつら考えたとき、思い出したことがあった。
知り合いの男性との会話の中でなんだけど。
「男性はね、ある程度の年齢になったらおじさんぶって若者にちょっと説教臭いことを話したり、からかったりしたくなることもあるんです」
なんとなく、自分の中でウケて小さく笑ってしまった。
「そう年上でもない」とマフィアさんは言っているけど。
ところでなんで、「マフィア」なんでしょうね。
全然、マフィアじゃないじゃん。
マフィアのことも知らないし、映画「ゴッド・ファーザー」も見たことがない。
そんな私がおすすめする「イタリアの素晴らしいおぢさま」はヴィスコンティ作品の「山猫」だ!
マフィアじゃなくて貴族だけど!
甘いマスクのアラン・ドロンも出ているけど!
主役のサリーナ公爵がぶっちぎりさ!
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