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七夕から始めたこと

2021/08/26



12歳の七夕の日。
私は突如として、日記のようなものを書き始めた。


日本の伝統的な事柄が失われていく、
という妙な不安感が突然私の中で大きな雲のようにわき出て、
「このままじゃ、七夕もなくなってしまう。
忘れないように書いておかなくちゃ!」
と思ったのだ。



それから、私はノートに自分の感情をぶつけていった。





結局、それらのノートは今、すでに手元になく、
七夕などの年中行事は変わらず残っている。




あのとき、なんでそんなことを思ったのかはわからないけれど、
それから私はずっと何かを書き続けている。




日記を捨てたこと、
ブログを削除したことは後悔していない。



ただ、最近は
「瞬間」を取り上げるだけではなく、
「続いている」こともいいものじゃないかなぁ、
と感じることがある。