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湿度が写る

2021/08/25






「ヨーロッパに写真を撮りに行きたい」
とよく思うようになりました。


写真家としてやっていきたい、とか、
作品づくりのため、とかではなく、
「私の好みの写真を撮るため」です。



なにがどう違うのかなぁ、と考えたのですが、
やはり整った街並みが多く、
洒落たものがいっぱいあり、
物珍しさもあって、
「あ、撮りたい!」
と思うものがたくさんあったからだと思います。



日本にも洒落たものはありますが、
どこか違うなぁ。



と、どんどん考えていくと、
ひとつ、思い当たることがありました。



私が日本で撮る写真の多くは、
「湿度」が写りこんでいて、
「スッキリ」「くっきり」「はっきり」していない気がするのです。



秋の、どんなに青い空を写しても、
カミーノやスイスで見たあの空の青さとはまったく違うのです。









以前のブログでは、
ヨーロッパで撮った写真をたくさん載せていました。

けれど、撮った時間はどんどん過去になっていき、
「新しく」
「新鮮な」
ブログにしたい、
と思って、このブログを始めたので、
過去の写真はほとんど使わないようにしよう、
と決めたのでした。



なのでより一層、
ヨーロッパに写真を撮りに行きたい、
と思うのかもしれません。






■ 本日の写真

大宰府天満宮の龍。

通り雨が上がったばかりだったので、
この写真も湿度がばっちり写っています。