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andwander back pack 30Lは一目惚れして黒を一発で買いました。
そのときに店員さんから
「20Lもかわいくて女性にも人気なんですよ」
と白いおむすびのようなバックパックが写ったカタログを見せてもらいました。
その時は現物も目の前にないし、
今は旅行に行く相棒に心を奪われていたので、
「ふーん」
ぐらいで終わっていました。
30Lを使うたびに
「軽いなぁ」
ということと、
背中になにも入っておらず柔らかなので、
まるで後ろからそっと抱きしめられているような、
そんなうっとりした気分になっていました。
andwanderは春夏と秋冬の年に2回製品を出すと、
売り切れても次のシーズンまで生産しないそうです。
数もそんなにないのか、
人気のものは売り切れると次のシーズンまで待たないといけないし、
実際に店舗で扱っている場所はとても少ないそうです。
そんな前知識もなく、
気になっているセレクトショップのTwitterをフォローしていたら、
30Lの写真がTLに流れてきて一目惚れしたのでした。
そんなことが去年の秋にあり、
それから何度か30Lと冒険に出かけました。
そして春。
またそのセレクトショップのツイートで
andwanderのback pack 40L、30L、そして20Lが3色入荷したことを知りました。
最初は好奇心でした。
そのツイートがあった日に仕事帰りにその店に寄りました。
今は買わないだろうけれど、
いつか通販ででも買いたくなったとき、実物を見ておいたほうがいいかも。
そんな軽い気持ちでした。
20Lは黒、カーキ、そして白の全3色が揃っていました。
背負わせてもらうと、やっぱりとても軽かったです。
私はリュックは
「冒険の相棒」
ととらえているので、
「いつでも一緒どこでも一緒。
雨でも風でも一緒だよ」
と思っているし、
実際いろんなところに行っては汚れを気にせずがしがし使います。
ARC'TERYXのArro22のときも相当なものでした。
だから汚れを気にするものは極力避けていました。
だから20Lも黒かなぁ、と思っていました。
が、どうも納得いきません。
お店で店員さんとあーでもないこーでもない、と言いながら、
そのまま帰ることにしました。
店員さんは言いました。
今は、白、カーキが1つずつ。黒が2つある。
明日、明後日は研修で休みである。
週末はイベントがある。
私に2日の猶予が与えられました。
帰宅して、InstagramやTwitter、ネットで20Lを探りました。
自分がいいなぁ、と思ったのは白でした。
でも白は汚れるじゃん。困るじゃん。
じゃあ、汚れたらどうしたらいいのかお手入れ方法がわかればいいじゃん。
ネットを検索してみましたが、
他のメーカーのものはヒットするのに、andwanderのものはまったくヒットしませんでした。
2日が経ちました。
3日目の朝、取り置きしてもらうなら最速のタイミングでしたが、
やっぱり心が決まらずそのままにしてしまいました。
4日目。
翌日は週末でお店がとてもにぎわうイベントがあります。
私はやっぱり心が決まらないまま出勤しました。
そして帰りの自転車の上で、
「そうだ、諦めにいこう!」
と思いました。
なぜ心が決まらないのか。
それは自分がしたくないことをしようとしているから。
そう気づいたのは2日目の夜でした。
自分がいいなぁ、と思ったのは白。
でも「汚れが気になるから」とヘンに自分を納得させて、
自分の心とは違うことをしようとしたから決められないんだ。
そしてネットを見回っていると、
白は人気の色のようです。
「1つしかお店に残っていない白。
きっと誰かが買っているに違いない。
売り切れていたら自分もぐずぐずせずすっぱりと諦められるだろう。
よし、諦めにいこう」
私は暗い中、自転車を走らせてお店に向かいました。
呆気なくその時は来ました。
道路に面しているところはすべてガラスの窓から、
白いデイパックが1番に目に飛び込んできました。
「あれ…
全色揃ってる…」
そうです。
黒もカーキも、そして白も吊り下げられていました。
私はそっとお店に入りました。
店員さんたちは奥の事務室で談笑しているようです。
棚があって奥からすぐには見えないところなので、
私はしばらくの間、
美術館でお気に入りの絵の前にいるように
デイパックを見ていました。
正面から。
右から。
左から。
ちょっと膝を折って下から。
目で見るのと同時に五感をフルに使って、
頭を空っぽにして見ていました。
なんであるんだろう。
人気で売り切れているハズだったのに。
ちょっとして、前回対応してくれた店員さんが私に気がつきました。
私は正直に
「諦めにきたんです。
でも3色残ってるんですね」
と言いました。
すると、ひとりお客さんが最後の最後まで黒か白かで悩み、黒を買ったから、
どの色も最後に1つになったんだ、と教えてくれました。
それでも私はやっぱり汚れのことが気になって、店員さんにも聞いてみましたがわかりませんでした。
再び、両方の色を担がせてもらいました。
やっぱり白のほうがしっくりきます。
ああ、ご縁があったんだなぁ。
と思いました。
他の店員さんが
「自分も妻に白を買ったんだ」
と話され、お手入れ方法をちょっと教えてくれました。
そうか、ご縁があるんだなぁ、と思い、
ようやく私は20Lの白を買うことに決めました。
自分の心はとても納得していました。
支払いを済ませ、デイパックを袋に入れてもらっていると、
私の後から入ってきたお客さんと別の店員さんの会話が聞こえてきました。
どうやらandwanderのback pack 20Lのことのようで、
もう黒とカーキしか残っていないんだ。
と店員さんが説明しているようでした。
ずっと私に対応してくださっていた店員さんは
「ナイスタイミングです!」
と小さくガッツポーズをしてくれました。
私は弱気にも、
「どうしても白がいいとおっしゃるならかえっこしてもいいけど」
なんて言っていましたが、そこまで深刻ではなさそうだったので、
白をおうちに連れて帰りました。
実は内側のポッケと、
外側のメッシュのポッケだけのざっくりとした作りになっているので、
デルフォニックスのインナーキャリングのMサイズを使ったら、
ものが整理できて取り出しやすいかしら?
なんてずっと考えて妄想していたのでした。
色は赤がいいわ!
こうして、私は憧れの白いデイパックを手に入れました。
これからのシーズン、白いデイパックはとても素敵だと思います。
使ってみた感想はまたブログに書きますね。
やっぱり諦めきれなかった!ご縁があったandwander daypack 20L white
|2021/11/25andwander back pack 30Lは一目惚れして黒を一発で買いました。
そのときに店員さんから
「20Lもかわいくて女性にも人気なんですよ」
と白いおむすびのようなバックパックが写ったカタログを見せてもらいました。
その時は現物も目の前にないし、
今は旅行に行く相棒に心を奪われていたので、
「ふーん」
ぐらいで終わっていました。
30Lを使うたびに
「軽いなぁ」
ということと、
背中になにも入っておらず柔らかなので、
まるで後ろからそっと抱きしめられているような、
そんなうっとりした気分になっていました。
andwanderは春夏と秋冬の年に2回製品を出すと、
売り切れても次のシーズンまで生産しないそうです。
数もそんなにないのか、
人気のものは売り切れると次のシーズンまで待たないといけないし、
実際に店舗で扱っている場所はとても少ないそうです。
そんな前知識もなく、
気になっているセレクトショップのTwitterをフォローしていたら、
30Lの写真がTLに流れてきて一目惚れしたのでした。
そんなことが去年の秋にあり、
それから何度か30Lと冒険に出かけました。
そして春。
またそのセレクトショップのツイートで
andwanderのback pack 40L、30L、そして20Lが3色入荷したことを知りました。
最初は好奇心でした。
そのツイートがあった日に仕事帰りにその店に寄りました。
今は買わないだろうけれど、
いつか通販ででも買いたくなったとき、実物を見ておいたほうがいいかも。
そんな軽い気持ちでした。
20Lは黒、カーキ、そして白の全3色が揃っていました。
背負わせてもらうと、やっぱりとても軽かったです。
私はリュックは
「冒険の相棒」
ととらえているので、
「いつでも一緒どこでも一緒。
雨でも風でも一緒だよ」
と思っているし、
実際いろんなところに行っては汚れを気にせずがしがし使います。
ARC'TERYXのArro22のときも相当なものでした。
だから汚れを気にするものは極力避けていました。
だから20Lも黒かなぁ、と思っていました。
が、どうも納得いきません。
お店で店員さんとあーでもないこーでもない、と言いながら、
そのまま帰ることにしました。
店員さんは言いました。
今は、白、カーキが1つずつ。黒が2つある。
明日、明後日は研修で休みである。
週末はイベントがある。
私に2日の猶予が与えられました。
帰宅して、InstagramやTwitter、ネットで20Lを探りました。
自分がいいなぁ、と思ったのは白でした。
でも白は汚れるじゃん。困るじゃん。
じゃあ、汚れたらどうしたらいいのかお手入れ方法がわかればいいじゃん。
ネットを検索してみましたが、
他のメーカーのものはヒットするのに、andwanderのものはまったくヒットしませんでした。
2日が経ちました。
3日目の朝、取り置きしてもらうなら最速のタイミングでしたが、
やっぱり心が決まらずそのままにしてしまいました。
4日目。
翌日は週末でお店がとてもにぎわうイベントがあります。
私はやっぱり心が決まらないまま出勤しました。
そして帰りの自転車の上で、
「そうだ、諦めにいこう!」
と思いました。
なぜ心が決まらないのか。
それは自分がしたくないことをしようとしているから。
そう気づいたのは2日目の夜でした。
自分がいいなぁ、と思ったのは白。
でも「汚れが気になるから」とヘンに自分を納得させて、
自分の心とは違うことをしようとしたから決められないんだ。
そしてネットを見回っていると、
白は人気の色のようです。
「1つしかお店に残っていない白。
きっと誰かが買っているに違いない。
売り切れていたら自分もぐずぐずせずすっぱりと諦められるだろう。
よし、諦めにいこう」
私は暗い中、自転車を走らせてお店に向かいました。
呆気なくその時は来ました。
道路に面しているところはすべてガラスの窓から、
白いデイパックが1番に目に飛び込んできました。
「あれ…
全色揃ってる…」
そうです。
黒もカーキも、そして白も吊り下げられていました。
私はそっとお店に入りました。
店員さんたちは奥の事務室で談笑しているようです。
棚があって奥からすぐには見えないところなので、
私はしばらくの間、
美術館でお気に入りの絵の前にいるように
デイパックを見ていました。
正面から。
右から。
左から。
ちょっと膝を折って下から。
目で見るのと同時に五感をフルに使って、
頭を空っぽにして見ていました。
なんであるんだろう。
人気で売り切れているハズだったのに。
ちょっとして、前回対応してくれた店員さんが私に気がつきました。
私は正直に
「諦めにきたんです。
でも3色残ってるんですね」
と言いました。
すると、ひとりお客さんが最後の最後まで黒か白かで悩み、黒を買ったから、
どの色も最後に1つになったんだ、と教えてくれました。
それでも私はやっぱり汚れのことが気になって、店員さんにも聞いてみましたがわかりませんでした。
再び、両方の色を担がせてもらいました。
やっぱり白のほうがしっくりきます。
ああ、ご縁があったんだなぁ。
と思いました。
他の店員さんが
「自分も妻に白を買ったんだ」
と話され、お手入れ方法をちょっと教えてくれました。
そうか、ご縁があるんだなぁ、と思い、
ようやく私は20Lの白を買うことに決めました。
自分の心はとても納得していました。
支払いを済ませ、デイパックを袋に入れてもらっていると、
私の後から入ってきたお客さんと別の店員さんの会話が聞こえてきました。
どうやらandwanderのback pack 20Lのことのようで、
もう黒とカーキしか残っていないんだ。
と店員さんが説明しているようでした。
ずっと私に対応してくださっていた店員さんは
「ナイスタイミングです!」
と小さくガッツポーズをしてくれました。
私は弱気にも、
「どうしても白がいいとおっしゃるならかえっこしてもいいけど」
なんて言っていましたが、そこまで深刻ではなさそうだったので、
白をおうちに連れて帰りました。
実は内側のポッケと、
外側のメッシュのポッケだけのざっくりとした作りになっているので、
デルフォニックスのインナーキャリングのMサイズを使ったら、
ものが整理できて取り出しやすいかしら?
なんてずっと考えて妄想していたのでした。
色は赤がいいわ!
こうして、私は憧れの白いデイパックを手に入れました。
これからのシーズン、白いデイパックはとても素敵だと思います。
使ってみた感想はまたブログに書きますね。
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