髪を切りました。
前回、相当短く切ったので、いつもより早くもったりしました。
この前はちょっと伸ばすことも考えましたが、
前回の椿のつぼみのようなまあるいフォルムが気に入ったので、
今回は切る気満々でした。
いつものようにマリオにイメージを伝え、
もうすぐやってくるとうかさんという浴衣のお祭りに合わせ、
「粋」要素を入れてもらい、涼やかに切ってもらいました。
髪を伸ばしたのは、
自分の中に足りない「女らしさ」を得るためでした。
でも、この癖が強く量の多い髪が長いと、扱いに困って、
髪は私のコンプレックスのひとつでした。
短いほうが自分に似合っているのも、なんとなく知っていました。
でも
「女の子になれない」
と断言されてしまうような気がして、
ずっとあまり切らないようにしていました。
マリオはキュートな女の子の部分を残し、
さっぱりと切ってくれました。
私の次に来たお客さんも、
長い髪の頃を知っていて、その変化に驚いていました。
そして、言ったのです。
「ショートのほうが似合うよね」
私はそれを素直に聞くことができて、認めることができました。
ロングの髪にスカート、ハイヒールの「まさにオンナ」ではなく、
「私らしさ」を受け入れ、それを認めたとき、
とっても心地よく、そして嬉しく思いました。
ショートだから男っぽいわけじゃない。
これが私なんだ。
人がいなかったらぴょんぴょん飛び跳ねていたかもしれません。
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