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ショートカット

2021/10/14





髪を切りました。


前回、相当短く切ったので、いつもより早くもったりしました。



この前はちょっと伸ばすことも考えましたが、
前回の椿のつぼみのようなまあるいフォルムが気に入ったので、
今回は切る気満々でした。


いつものようにマリオにイメージを伝え、
もうすぐやってくるとうかさんという浴衣のお祭りに合わせ、
「粋」要素を入れてもらい、涼やかに切ってもらいました。






髪を伸ばしたのは、
自分の中に足りない「女らしさ」を得るためでした。


でも、この癖が強く量の多い髪が長いと、扱いに困って、
髪は私のコンプレックスのひとつでした。


短いほうが自分に似合っているのも、なんとなく知っていました。

でも
「女の子になれない」
と断言されてしまうような気がして、
ずっとあまり切らないようにしていました。





マリオはキュートな女の子の部分を残し、
さっぱりと切ってくれました。



私の次に来たお客さんも、
長い髪の頃を知っていて、その変化に驚いていました。

そして、言ったのです。

「ショートのほうが似合うよね」





私はそれを素直に聞くことができて、認めることができました。



ロングの髪にスカート、ハイヒールの「まさにオンナ」ではなく、
「私らしさ」を受け入れ、それを認めたとき、
とっても心地よく、そして嬉しく思いました。



ショートだから男っぽいわけじゃない。

これが私なんだ。



人がいなかったらぴょんぴょん飛び跳ねていたかもしれません。