これまで、数軒行ったことがあるのですが、
パン屋さんで、
自分でトレイとトングを持たずに、
まるでケーキのように店員さんに取ってもらうシステムがあります。
透明な樹脂の向こう側に、パンが並んでいたり、
手すりの向こう側に、人が通れるスペースがあり、
その向こう側にある広い広い棚にパンが並んでいたり。
あまりに広すぎて、
全体を見てパンが選べません。
なんでも、ヨーロッパでそういうシステムがあったり、
パンが美しく保たれるから導入したり、
ということでした。
が。
同じ「クロワッサン」でも、
微妙に焼き色やてりやサクサク感やしっとり感が違うもの。
普段、直感的に生きているキリエにとって、
その日その時の自分がひかれるパンを
自分で取りたいのです。
神戸で新しくオープンしたばかりで、
雑誌にも載ったパン屋さんにたまたま行きました。
そこのパンは確かにおいしかったのですが、
近づいて、
パンのオーラを感じながら選べず、
また店員さんがお客さんをさばききれずにヒステリックになっていたので、
とても残念でした。
その店には手すりがあって、
その向こうに長い棚があるところだったので、
私たちの後ろに並んでいるお客さんが
「まるで動物園みたいね」
と言っていたのが印象的でした。
確かに、本物を見ているんだけど、
リアルな感じがなくて、
「パンを選ぶうきうきした気分」は味わえませんでした。
写真は、ヴォノと私のお気に入りの神戸のパン屋さん。
10月に初めて行って、12月もリピートしました。
うまうま!
■ 本日のクリスマス
旧居留地にて。
お店のディスプレイですが、
なんだかうっとりします。
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