編集

「ウクライナの至宝 スキタイ 黄金の煌き」展

2021/08/232







広島県立美術館で開催されている
「ウクライナの至宝 スキタイ 黄金美術の煌き」展に行きました。




スキタイ人は、現在のウクライナに住んでいた狩猟民族です。

東にヨーロッパ、
西にロシア、
黒海をはさんで南にアジアに位置するので、
いろんな文化の影響を受けた
とても豊かな文化を持っていました。



大きな黄金細工もありました。
それに施されているモチーフは動物や
ギリシャ神話の神々など、
バラエティ豊かでした。

動物モチーフが好きな私はどれを見ても飽きません。

面白かったのは「いのししモチーフ」のものが何点かあったこと。

いのしし、ってアジアっぽいイメージがあるのは、
私だけかしら?

あの辺りにもいのししがいて、
剣の鞘や飾りに彫られるほどの存在だったのかぁ、と。




服に縫い付ける小さな黄金の飾りの芸の細かいこと!

コンマ数ミリの小さい小さい穴が、
たくさんある飾りに左右二つずつ開いているのを見たら、
くらくらしてきました。

どうやって開けたのかしら?

これをどんな針で布に縫い付けたのかしら?

気の遠くなるような作業と、
それを優雅に誇らしげにまとっていた人がいたのかと思うと、
ため息が出てきました。






そんなうっとりした気分でしたが、
最後のお土産ものコーナーのチェブラーシカコーナーは、
なんだか「卑怯!」と思いました。

だってチェブラーシカ、かわいいんだもん!

こんなところに持ってくるの、ありかしらっっ??!!


あんた、ウクライナの子じゃったかいね?

と問い詰めたい気持ちになりました。

あははは!