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キューライス フェムフェムランド / 広島PARCO

2021/06/05

 

キューライスさんは、ほぼ日手帳のカバーデザインで初めて知った。
そのときも、あまり関心がなく「ふーん」で終わっていた。


広島PARCOのInstagramで、このフェムフェムランドのことを知った。
ここでも「ふーん」だったが、何度か繰り返しフェムフェムランドについてのポストを見た時に、なぜか「ん?」と感じた。

PARCOに行く用事があるな、と思ったとき「じゃあ、キューライスさんのイベントに行けるじゃん!」と思い出した。
なんとなく「見てみたいなぁ」というふうに変わっていた。
きっかけがなんだったか、思い出せない。



キューライスさんの仕事机の再現(?)もあり、そこにはほぼ日の糸井重里さんの本のカバーのイラストがあった。
「これは覚えているぞ」と嬉しくなった。


会場で初めて、キューライスさんの4コマまんがなどの作品を読んだ。
下書き(ネーム?)と完成原稿が並んでいるのも、面白かった。

作品は「なんだかじわじわくるなぁ」という感じだった。
これは気に入った本をずっと手元に置き、「あ、今、あれが読みたい」となったときに繰り返し読む感じだなぁ、と思った。



会場内ではキューライスさん制作のアニメーションも上映されていた。
1本だけ、全部見たけど、キタねぇ。
ブラックきいてて、「ぐぬぬぬぅ」って感じで、「広島アニメーションフェスティバル」の参加作品みたいな印象だった。
わけがわかるようなわからないような、わかるとすんごく恐ろしくてぞわぞわする感じの。
ちなみに私が見たのはスパゲッティ・ナポリタンのお話。



なんか、不思議な世界なんだよなぁ。
ネガティブでさ、暗くて。
でもどことなくおかしみがあって。
人畜無害なふりして猛毒。
すみっこなのに核心。


キューライス フェムフェムランド | 広島PARCO | PARCO ART