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かけることば

2021/08/24






なにか言いたくて。

なにか声をかけたくて。

でも、ぴったりのことばが見つからず、
そのまま黙ってしまうことが続いています。




ありきたりのことばでも、
なにかを伝えたい、と思いますが、
私は「かけないことば」を持っています。



それは、
「がんばれ」
です。



いくつかのことがあって、
私はがんばることをやめました。

この感覚は説明しづらかったり、
ことばを足せば足すほどややこしくなるので、
これ以上は今は書きません。




自分がやりたいときにしっかりやるので、
それは私の中では「がんばっている」ことではないのです。



同じように、
その人がやりたいときにしっかりやればいいと思うので、
こちらから
「がんばれ」
とは言わないようにしているのです。



それに、
私が「がんばれ」と言われると、
なんだか疲れてしまいます。

「え?! もっと?」
という気持ちと、
「自分でなんとかしんさい」
と突き放された感じがして、
ちょっと苦手です。




それじゃあ、私はなんと言っているかというと、
「しっかりね」
です。


腹や腰にぐっと力を入れて、
真ん中をしっかりさせてね。

という感じです。


倒れないようにする。
心構えをする。

なにか「覚悟を決める」っぽいけれども、
それはまぁ、
いろいろです。




なんだか、
「ことばって難しいなぁ」
と思うことが多く、
反対に、
響くことばにたくさんであって、
泣けてきたことも多かったです。



自分が求めていることばを
誰かが言ってくれたとき、
とても嬉しく思います。





魔女でエッセイストのキリエですが、
ことばに無頓着すぎるのかなぁ、
とも思いました。




そんな感じです。







■ 本日の写真

小浜島(沖縄)のだれかのおうちの屋根の上のシーサー。

かつて、自分のお部屋を沖縄色にしようと思ったことがあったなぁ。