イギリスのヴィクトリア女王のジュエリーを中心に、
王室のジュエリーコレクションの展覧会に行きました。
金や銀、
さまざまな宝石を使った宝飾品。
セットものと言われるものは、
それを入れるケースもエレガントで素敵。
時代によって使われる素材やデザインが変化していきますが、
私は最初の
金、銀、宝石だけを使った繊細な細工のゴージャスなものが好きでした。
中でも、ピンク・トパーズは素敵でした。
トパーズのピンクは稀少で、
それをふんだんに使ったセットもの(ネックレスとイヤリングとバングルなど)は、
ため息が出るほど。
紫がかった華奢な印象を与えるピンク・トパーズは、清楚で凛としていました。
そんなゴージャスなものを見ながら思ったことがあります。
それは見にきている人たちの格好。
私も大した格好をしていたわけではありませんが、
会場が暖かかったので上着を脱いだせいか、
セーターの背中側の腰のあたりから下に着ていたシャツがべろ~んと出ていたり、
ちぐはぐな取り合わせだったり・・。
ちょっとがっかり・・。
これは最近、私が服に対して関心を持ち始めていたり、
ピーコさんと山田詠美さんのファッションについての対談集を読んだばかり、
ということもあって、
見る目が厳しくなっていたせいでもあると思うのですが。
そして、これからは美術館に行くのに、
服に気を使おうと思ったのでした。
そのあと、館内のレストランでランチを食べました。
ジュエリー展とコラボしたスペシャル・ランチを「ライス」で注文したのですが・・・。
お茶碗に大盛りのご飯がやってきました・・・。
隣のローストビーフが泣いています・・・。
箸とナイフとフォークとを使って食べました・・。
なんて非エレガントなんだろう・・。
「お洒落とは」
「ゴージャスとは」
「エレガンスとは」
などいろいろなことを考えさせられる時間でした。
コメントを投稿
別ページに移動します