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海洋堂フィギュア展Ⅱ / みよし風土記の丘ミュージアム

 



小さな素敵なものを見に行った。


海洋堂のフィギュアといえば、私は「チョコエッグ」という卵型のチョコレートの内部に仕込まれたフィギュアを思い浮かべる。

小さいのにすごく作り込まれていて、レアものはネットオークションでもやり取りされている。というのもネットで読んだ。


収集癖があまりないので、チョコエッグを買うことはなかったけど、いろんなフィギュアのガチャガチャは見ちゃう。

ミニチュアって楽しいもん。

ドールハウスみたいなの、やりたい。


そんなことを思いながらの特別展。

当然なんだけど「わ!海洋堂ってチョコエッグだけじゃないんだ」と思った。

フィギュアがメインのものから、飲み物のおまけのようなものまでずらり。


平面を立体にする(2Dから3Dへ)というのも大変なんだけど、それぞれのポージングがまた、いいんだ。

360°、どこの角度から見てもぴしっと決まる感じが「すげぇ!」と思う。

アニメのものだと「それだけで1枚絵になりそうな」作品もあって、うなる。

動物は「その瞬間かい!」みたいなポーズをしていて、なるほどなのとカッコいいのと同居してる。



たっぷり見て、お腹いっぱい。

収集し始めたら沼だな、と思う。


展示の最後に「ひとつのフィギュアができるまで」の工程が説明してあって、当然ながら最初の粘土による原型から着色そして製品完成まで長い長い道のりで、それをこのクオリティを維持して何個も作っていくお仕事に胸が熱くなった。