手帳の中扉に文章をちらり、書くことにしている。
しばらくは
Do what you want, not what they want.
と書いていた。
ざっくりの意味は「誰かが望むことではなく、あなたが望むことをしなさい」。
正確に言うと「誰か」ではなく「彼らが望むこと」なんだけど、私の日本語の感覚にぴったりくるのはこっちだったので、勝手にこっちで意味を取っている。
まぁ、 ほかの人の期待に応えるのではなく、自分がやりたいことをやれ、ってことさ。
どれくらい前かわからないけれど、少なくとも2020年~2022年には別のことばを書いた。
イタリア語だが、日本語だと
11.太陽の光のように、幸せになること。
海のように扱いにくいヤツとなること。
である。
これは、イタリア人の高校教師が出した夏休みの宿題だ。
あるイタリア人教師の出した、夏休みの宿題が素晴らしい。さあコンピューターから離れよう。
初めて知ったとき、感動して日本語のものを全文、ノートに書きまくった。
夏ノートにも書きまくった。
中でも「11」はいいじゃん!
ニヤリとしてしまうよ。
太陽のように朗らかに暖かく幸せに、はよく言われるんだ。
ひねくれキリエは「けっ」と思うんだけど(佐々木マキ著「やっぱりおおかみ」のおおかみのように、でっかい文字で「けっ」って言ってね!)、次の海がさぁ、ぴりりと効いててさぁ。
素直で扱いやすい子ばっかりじゃねぇんだよ、ばーか。
とあっかんべーをしたくなるのさ。
てへへ。
とかく、かわいげがない、愛想がない、かわいくない、と言われがちだけど「媚売りたくねぇだけなんだよ」と思っているから、そういうことを言われるとかちんときちゃってねぇ。
素直になれない理由はあるし、それを曲げてでもかわいらしくいることは「あんたたちの扱いやすい人になれ、ってことなんでしょう?なるもんか」と思っちゃうんだよねぇ。
それで仕事がやりづらくなったり、はねこにされたり(「はねこ」 仲間はずれ、の意)も大人になってからもするんだけど。そんな派閥みたいなところに組み込まれたくないよ、あたしは。
ということもあって、この文章をとても気にっている。
ちなみに仕事用手帳には、この宿題の英語訳の該当部分を書いている。
自分の王様は自分。
私のことは私が決める。
というのをできるだけ貫いているので、この文章は私に勇気を与えてくれるんだ。
私が私らしくあるための勇気。
この文章もBiCの4色ボールペンで書こうかと思ったけど、スカッと爽やかな感じがいいので、PILOTの万年筆インキ「色彩雫」の100周年記念「恵比寿」で書いている。
いい青だ。
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