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「大きくなったら、なにになりたい?」という質問が苦手だった。
なりたいものなんてなかった。
しかし「ない」と答えると「面白くない」と不機嫌になるし、いろんな職業を挙げて選ばせようともしてくる。大人が満足してそれ以上質問しなくなるのは答えたほうが手っ取り早いので、なんとなく大人が納得しそうな当たり障りのない職業を答えていた。
大人になるビジョンなんてなくて、徒歩か電車かで旅をするか、ものを書いていることくらいしか想像できなかった。
「やまんばと空飛ぶ白い馬」の主人公の女性は教員をしながら、週末など休みを見つけては所有する山小屋に通い、小説を書いている。
それが一番、自分に近い感じだったかもしれない。
実際に成人し、少ない給料でちまちまと生きているが、もの書きにはなっていない。
しかし、ブログその他、あれやこれや人様の目にふれるものをせっせと書いている。
去年の年末にブログに向き合う一か月を過ごしたせいか、「書く」ことにも向き合おうとしている。
漠然として途方もないので、向き合う、と言ってもどうにもできないんだけど。
そこでふと思った。
職業としてのもの書きにはなっていないが、「なにかを書く人」ではある現状に「もしかして、これは子どものときの夢が叶ってるんじゃないか」。
ライターになる道は模索しないのか。
という声も聞こえてきそうだけど、なんとなくライターのお仕事って、想像だけど、「自分の好きなことだけを書くわけにはいかない」というイメージを持っている。
自分の意見や感想を書くのではなく、「この商品はこういうことを宣伝したいから、そこを主張できるような文章を書いてくれ」と依頼されるような。
それ、ダメなんだよなぁ。
書いていてウソになっちゃう。
そこをなんとかするのがプロなんだろうけど、どうやってもダメそうな気がする。
そっとブログを書いているのが性に合っている気がする。
かたちは違えど、夢は叶ってる?
|2021/06/05「大きくなったら、なにになりたい?」という質問が苦手だった。
なりたいものなんてなかった。
しかし「ない」と答えると「面白くない」と不機嫌になるし、いろんな職業を挙げて選ばせようともしてくる。大人が満足してそれ以上質問しなくなるのは答えたほうが手っ取り早いので、なんとなく大人が納得しそうな当たり障りのない職業を答えていた。
大人になるビジョンなんてなくて、徒歩か電車かで旅をするか、ものを書いていることくらいしか想像できなかった。
「やまんばと空飛ぶ白い馬」の主人公の女性は教員をしながら、週末など休みを見つけては所有する山小屋に通い、小説を書いている。
それが一番、自分に近い感じだったかもしれない。
実際に成人し、少ない給料でちまちまと生きているが、もの書きにはなっていない。
しかし、ブログその他、あれやこれや人様の目にふれるものをせっせと書いている。
去年の年末にブログに向き合う一か月を過ごしたせいか、「書く」ことにも向き合おうとしている。
漠然として途方もないので、向き合う、と言ってもどうにもできないんだけど。
そこでふと思った。
職業としてのもの書きにはなっていないが、「なにかを書く人」ではある現状に「もしかして、これは子どものときの夢が叶ってるんじゃないか」。
ライターになる道は模索しないのか。
という声も聞こえてきそうだけど、なんとなくライターのお仕事って、想像だけど、「自分の好きなことだけを書くわけにはいかない」というイメージを持っている。
自分の意見や感想を書くのではなく、「この商品はこういうことを宣伝したいから、そこを主張できるような文章を書いてくれ」と依頼されるような。
それ、ダメなんだよなぁ。
書いていてウソになっちゃう。
そこをなんとかするのがプロなんだろうけど、どうやってもダメそうな気がする。
そっとブログを書いているのが性に合っている気がする。
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