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猫の舌チョコ


チョコレートの季節がやってきますね。

プレゼントする相手はいませんが、特設チョコレート売り場をのぞくのは好きです。

チョコレートのデザインって、とても素敵。
渋くて、直線的で、幾何学模様でカッコいいのから、クマちゃんやハリネズミちゃんなどのかわいいのから。
太陽系の惑星を模した「どうやって色つけてるの?!」というのや。
実物大工具チョコで、空港の手荷物検査でひっかかっちゃったというのや。
シャレやちょっとえっちな感じの意味深なのや。



猫の舌チョコ、と呼ばれるものがあります。
ザッハトルテでも有名なデメルのソリッドチョコレートです。
箱のふたにはふてぶてしい様子の猫がべーっと舌を出している絵が描かれています。
その猫の舌は金色。

中はコンビニやスーパーでもらう、木のアイスクリームスプーンのような形の薄いチョコが縦にみっちり入っています。

以前、本で読んで一度食べてみたいなぁ、と思っていました。




しかし、広島にはデメルのショップはありません。
そう、このチョコレートの季節にだけ、私がデメルのチョコに会えるチャンス。

そして何度か見かけました。
見ましたよ、ふてぶてしいにゃんこの金色の舌を!





けれど、私は未だに猫の舌チョコを食べたことがありません。

というのも、一箱に野口2人分、あるいは3人分。

今朝、冷静になって思いました。

「あんたぁ、ノートじゃ万年筆じゃあゆーてから、それには平気で野口の2、3人分は使いよるじゃん。
樋口登場もあるじゃん。
なんで、猫の舌チョコにはそれができんのん!」

ええ、そうですとも。
去年買ったモレスキンのサクラエディションには、樋口と野口がぶっ飛びましたし、今年の2019年もサクラエディションが出るそうなので、買いたいです。

仕事とプライベート用のほぼ日手帳も合わせれば、樋口くらいだったし。

万年筆のボトルインクだって野口2、3人分でしょ。

どうして猫の舌チョコはだめなの?!



価値観なのか、「食べてなくなっちゃう」ものへの儚さなのか、よくわかりませんけれど。

だけど、今年は「そろそろいっちゃってもいいかな」と思っています。

もし、購入に成功したら、またブログに書きます。




■参考

DEMEL