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自分と違う意見に遭遇したとき

2021/06/05


SNSなどで自分と違う意見と遭遇したとき、言いたいこともあるだろう。
だって、自分の考えとは違うんだから。


自分の意見を述べるのはいいと思う。
自己主張だもん。


しかし、

「みなさん、聞いてください。こんな意見がありました。なんてことでしょう、こんな意見があるなんて!」から始まり、自分の意見を言って、「みなさんを守るために、私、自分の考えを述べました!」と結ぶ。

というのは、どうかなぁ。

私は好きじゃない。

まず、自分の感覚が絶対であり、正義を振りかざして「自分は正しいことをしてる」、それも「みなさんのために!」というのが、その理由だ。

他の人の共感を得るにしてもさー。
同調圧力かけて、共通の敵みたいなのを作って、「私の考えに従わない人は許せません!」みたいな勢いでさー。
いつも思うけど、こういうのって「いじめの構造」と似ていないか?

他の人も「誰がそんなこと言ったんだー!」と「犯人捜し」みたいになってくるし、「私も許せません!」とか「あなたの勇気に感謝します!」とか、わけがわからん。



自分の意見を述べるときには、淡々としていたい。
周りも、そして自分も煽らずに、極力冷静になって、静かに述べたい。
そして、述べるだけで終わりたい。
親しい人と意見交換はしたいけど、激論を戦わせたいとは思っていない。
ただ「自分はこう思う」とだけ言いたい。

あるいはとてもクローズドなところで、親しい人とぎゃーぎゃー言いたい。
それなら、周りを煽ることがない。