編集

特化する、のが苦手

2017/10/01


ブログでもTwitterやInstagramでも人を集めようと思ったら「特化したほうがいい」というのをよく目にします。

ノートブック、にゃんこ、おいしいもの、美しい風景の写真、ブログ運営、他

でもそれ、苦手なんだよね。




特化したほうがファンがつきやすいのは、わかります。

例えば、「キリエのほぼ日手帳weeksの中身の写真がみたい!」と思ってInstagramをフォローしたのに、たった1度その写真を投稿しただけで、あとはご飯とか広島とか花とか、そういうのばっかりだったら、「見たいのとちがーーーう!!!」とフォローをはずすと思います。

でもねー、私、ほぼ日手帳weeksだけで構成しているわけじゃないんだよ。

好きなのは、松花堂弁当とかお子様ランチ。
いろんなものがわさわさあるの好きなの。

ずっとカツ丼とか、ずっとスパゲッティじゃないの。


なので、偏りはあるものの、バラエティに富んでいる、と言えば聞こえがいいかな。


なんでもかんでも、分類できない、しさ。

「万葉集」や「古今和歌集」などの分類に「雑」あるいは「雑歌」というものがあるの。

四季や恋愛など分類して歌が編集されているんだけど、「分類できない歌」を集めたもの。

こういう、「どこにも分類されなくて曖昧だけど、ちゃんと居場所がある」というゆるゆるさ、大好き。


だから、このブログも、仕事で使っているクリアファイルにも、「雑」に似た意味を持つものを持っている。
これがあると、「分類できない。どうしよう!」と困らずに、なんとなく余裕が生まれるよ。