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「感動させよう」が透けて見えると萎える

2017/10/01


「全米が感動!」
「絶対泣ける!」

映画の煽り文句などで、こういうの、よく見ます。


感情を爆発させて、泣くことによってすっきりすることや、「明日からまたがんばろう」と思うこともあるでしょう。

そういう映画やドラマ、小説、ドキュメンタリー、動画、まんがなどいろいろなコンテンツを求める人もいます。


創り手としても、自分の作品が誰かの心を動かしたのなら、それはとても嬉しいことです。

ですが、「感動させてやろう」というのは全然違います。

過酷なことを強いて取り組む姿を見せる。
本人もがんばっているけれど、それを過剰演出する。
誰かが泣いているのを見せる。



なんだかなぁ、と思います。

感動するなにか、には興味はありますが、「感動させてやろう」というのはむしろ好きではありません。

だから、誰からも強制されずに自分の中の琴線に触れるものを探していきたいと思います。
「琴線を鳴らしてやろう」というものはいりません。