編集

偏愛マップを書いて夢中になってしゃべる / 第9回広島ぶろがー会

2021/06/05


広島ぶろがー会。
発足当初から情報としては知っていました。

今回、初参加。
いや~、緊張しましたよ。


これまで、ブロガーの勉強会に出ていなかったのは、「温度差」と「アウェイ感」を恐れていたから。

「PVを上げるには」
「日記ブログはブログじゃない」
「SEO対策」
「質の高い記事とは」
から始まって、
「ブログで人生を変える!」
「ブログで夢を叶える!」
「とにかくなんでも素敵!みんな、みんな、ありがとう!」
まで。

こういう感じの勉強会なら、私、絶対浮く自信がありました。



稼げたり、インフルエンサーになったり、なにか力を持ったり、有名になったりしたいわけでもなく。

「よかったさがし」の、自己啓発の、すべてが虹色はっぴーなセミナーのようなものを望んでいるわけでもなく。


私の中の勝手なイメージの中で、「場違いなところに行って、空気をかき乱してはいけないぞ!」と警戒していたのです。



たまに、自分の関心のあるテーマで会を持たれることもありましたが、私の都合がつかず、ここまできていました。





さて、今回は偏愛マップを書く、と聞いて関心を持って参加しました。
都合もついたしね!

note.muの初めの頃、この「偏愛マップ」をアップする人が多くて。
あんまり多くて、私はやらなかったんですけど(天邪鬼!)。

ブログやSNS、セミナーのアイスブレイキングなどでも見かけるようになりましたが、これって、
「相手に見せる」
のを前提でやらないと、つまんないなぁ、と思ってまして。

だって、自分の好きなこと、気がついたらやっていることを書き連ねるんだもの。
そんなの、よく知ってるやい!
(いや、実際に文字や絵にして、視覚的にする、あるいは言語化することで確認・再確認できることはいっぱいあるから!)


ようやく、気になっていたけれどやっていなかった、「偏愛マップ」が書ける機会がやってきました。しめしめ。



マップを書く時間は15分。
筆記用具は持参するよう言われていたので、ボールペン、シャーペン、油性ペン(細)、ジェルインキペン、万年筆を持っていて、これは「あたしの青を見ろ!」と色彩雫(PILOTの万年筆用インキ)の「天色」の入ったcocoon(PILOTの万年筆)で書きました。
ほぼ、時間いっぱいかかりました。


参加者は7人。
2人ずつになって、お互いの偏愛マップを見ておしゃべりします。
今回は、「1,000円払って聞きたいこと」、同様に5,000円、10,000円と値段をつける作業もありました。

こういうのに値段をつけるのは苦手で(計れないから。値段はもっと違うものにつけたい)、イベント説明でも書かれていて「困ったなぁ」と思っていましたが、
「聞きたい」、「もっと聞きたい!」、「めっちゃめっちゃ聞きたい!!」に、勝手に自分の中で変換して、その作業をしました。

1組10分、それを3回やりました。


10分、はやっ!

初対面の人と10分話すのって、結構大変です。
相手の様子を見て、お互い(あるいは自分だけが?)探り探り声をかけていき、「お!この人はこのことなら話に乗りそうだ!」というのを見つけていく。
もしかしたら、この人、私とおしゃべりしたくないかもしれない。
という不安も持ちつつやっていくと、途中で面倒になって無言で過ごすこともありますね。

偏愛マップは相手の興味関心が詰まっているので、その中で自分が興味を持ったものについて、ちょこっとお聞きしたら、そりゃもうあなた!
好きなことですからね!がんがん答えが返ってきます!
そうしていたら、書いてあること以上のことが出てくることもあって、「ちょっとちょっとちょっと!それをあたいにもっとお聞かせっ!」となると止まりません。

逆に、自分の好きなことだけ(!)聞かれるんですからね。
それはじゃんじゃかしゃべってしまうわけですよ。

そうしたら、10分なんてあっという間です。


オドロイタ!

こんなにすごいとは思いませんでした。



そして、そこから見えてくることもあります。
その人の話の仕方と聞き方です。
あとで気づいたので、
「うっひゃ~!私、しゃべりすぎてなかったじゃろうか?!」
とちょっぴり焦りました。

やっぱり広がる話し方をすれば、そのあとも話が続くし、そうでなければ話は分断してしまいます。
話が続くような相槌もいるし、質問の仕方もね。
個性やクセがすっげぇ出るなぁ、と思いました。

自分のコミュニケーション能力はどうなんじゃろう?と不安に思ったり、関心を持ったりしている人は、「マップおしゃべり」が終わった後、相手の人に聞いてみるのもいいかもしれません。
お耳が痛いことを言われるかもしれませんが、
「こう聞いてくれたら、もっとしゃべりやすかったかも」
というアドバイスや、
「ここはよかったよ!」
とおほめのことばももらえるかもしれません。

ちなみに私は「聞き上手」のおほめのことばをいただきました。
いつかRadio Kをトークショー形式(キリエの部屋、みたいなヤツ!)でやってみたいので、励みになります。
ありがとうございます。嬉しいな!




見え隠れするのは、ブログではなく、「ブログを書いている(または関心のある)人」でした。
わー、私の好きなヤツ!


「あなたの物語が聞きたい」

常々、私はこう言っています。
今日は物語を聞きまくりでした。

楽しかった!



んー、本気で「ブログの勉強がしたい!」という人にとっては物足りないかもしれません。
それは、参加するテーマの選択をもっと考えなくちゃ、ってところですが。
ブログを書く、ってその人の経験や深み・奥行きが魅力となることが多いような気がします。

偏愛マップは、その経験などが問われる作業でした。

どんな人生を歩んで、今、なにが好きなのか。

その軸がしっかりしていると、ブログを書くときに支えになるんじゃないか、と私は考えます。

なので、そういう勉強だととらえられたらいいかな。

こういうのを抜きにして、ほんとに楽しかったから!
楽しいこと、じゃんじゃかやると、いい気持ちになります。



冒頭の写真は、私の偏愛マップ(右半分)。

「偏愛マップにトモエリバーという紙の名前を書いた人は初めてです」
というほめことば(?)をいただいたので、嬉しくてこの写真を選びました。











さて、おとなしくしていたつもりでしたが、なんだか7人の中でもなかなか「突出した人」として認識されたような感があります。

おかしいなぁ。

そんな私より人気者だったのが、健次郎(OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ)、そう真っ黒ボディのカメラでした。

すんごい写真がうまい人だと思われちゃった!

参考記事 黒いボディのカメラを持っていたら「写真のうまい人」に勘違いされそう - Kyri*ate


気になる人には、健次郎を実際に触ってもらいました。
この日は単焦点レンズをつけていたので、クリアな感じが楽しめてもらえたらいいな。

カトラリーの写真は、会のあとの任意参加のランチ会での「キリエの健次郎講座(うそ)」の時に撮ったもの。

いい加減に撮ったのに、ピントがばっちり合っていてキレイ!キレイ!




広島ぶろがー会初参加は、こんな感じでした。

主催者の方、一緒に楽しい時間を過ごしてくださった方、ありがとうございました。
いつか、主催者の舞台裏についてお話を聞かせてください。




■参考

○今回の広島ぶろがー会の告知記事

広島ブロガー会:ブログやSNS好きをリアルでつなげるオフ会 | 今、夢に生きる

次回は6月に野望の会だそうです。