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単焦点レンズデビュー!くっきり?すっきり? M.ZUIKO DIGITAL 25mm f1.8 / OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ

2017/09/30


【これまでのあらすじ】
前機の英介(Nikon1 J1)のときから「単焦点レンズを持つといい」と勧められても、なかなか乗り気になれなかったキリエ。
しかし、次第に単焦点レンズが気になり、家電量販店で健次郎(OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ)にぴったりで自分に合ったレンズを教えてもらう
揺れ動くキリエに、桜の季節が迫っていた。





(2016.3.21.撮影)

そう、そうなんです。
桜です。
桜の開花宣言もされている中、広島市内のソメイヨシノのつぼみもふくふくとふくらんで、カメラ持ってなくてもスマホのカメラでも写真が撮りたくなるあの季節が迫っていました。

年内には単焦点レンズをを買うのは目に見えています。
ただ立て続けにでかい出費を重ねているので、ぐずぐずとしていました。

しかし、どうせ買うならさっさと買って桜を「明るいレンズ」と呼ばれるもので撮ってみたいじゃないですか。

私はヘンな励ましを自分にしながら、家電量販店に向かいました。



そこにはメーカーの人がいらっしゃいました。
土日祝日には来ていらっしゃるんだそうです。
これまで平日ばかり狙って行っていたので、知りませんでした。
私はほっとしました。
対応してくださる店員さんは手抜きをするわけではありませんが、
「自分が好きなのは○○なんですよねぇ」
と自分が使っているメーカーではないものを告げられると、ちょっぴりテンションが下がるから。

メーカーのお兄さん、津田さん(仮)にしておきましょう。
津田さんとちょっとお話すると、せっかくだから、と私にお勧めの単焦点レンズの試着をさせてくれました。
初めて!レンズの試着!
おおお!!

私は「花」、「ごはん」、「風景」をよく撮るのでこのM.ZUIKO DIGITAL 25mm f1.8を勧められましたが、もう1本、「人物を撮るなら」と違うものも勧められていました。

津田さんのカメラはOLYMPUS OM-D E-M10。
健次郎のひとつ前のものです。
そして、人物を撮るのにぴったりの単焦点レンズを持っていました。

津田さんもそれまではあまり人物を撮っていませんでしたが、このレンズを持つようになって、人を撮るようになったのだ、と話し、スマホの中の自分が撮った写真をどんどん見せてくれました。


それから、私が「桜さくら!」と言うので、桜のきれいな撮り方や星の撮り方、ほかにもあれこれと教えてくれました。
おまけに三脚も勧めてくださいましたが、それはまたいつか…

三脚がよくわからないのもありますが、手持ちでファインダー、カメラとの一体感が好きだからかもしれません。
津田さんもファインダーをのぞいたときの一体感の興奮をお話されて、私も大興奮!鼻息荒かったと思います。

私がやっぱり、人物ではなくもっと近くを撮るのにふさわしい25mm f1.8に決断すると、津田さんは「いいレンズですよ!」と嬉しそうに対応してくださいました。


生憎、このレンズが私が試着したものしか在庫がなく、私の前に2~3人試着されたそうでした。
レンズに傷がついているなど、困ったことはないそうなので、それをもらうことにしました。
点検などがあるので、15分時間がかかると言われ、私は一旦、そこから離れることにしました。


その15分の長かったこと!
ドキドキが止まらず、一生懸命こらえていました。

これって…デートの前みたい…

頭の中身がもれてます。春ですね!

でもいざ、15分経ってみると、緊張して困りました。
足ががくがくなりそうなまま、健次郎とレンズを迎えに行きました。



私は津田さんにお願いして、すでに25mm f1.8を健次郎(OLYMPUS OM-D E-M10 MarkⅡ)につけてもらっていました。
今までと、また雰囲気の違う健次郎にどきどき。

津田さんから、いくつか説明を受け、私はお店を出ました。



そのあと、買い物をし、帰りながら写真を撮りました。

これからは、25mm f1.8で撮影した写真を少し、紹介することにします。



■初!単焦点レンズデビュー



これが単焦点レンズ、初撮影。
マックにはちみつレモンシェイクを飲みに行きました。
背景がボケる。
どうでしょう?
構図?
それは次に撮ったシェイクの写真のほうがよかったですが、とにかく、これが初めての1枚。
ファインダーをのぞいても、これまでとなんだか見え方が違います。
どう違うのか、まだことばにできないけど。




津田さんのメモ。
「桜の撮り方を教えます!」
と言われ、ふんふん聞いていましたが、忘れそうなので、メモしていいかと聞くと、自分が書きましょうとロディアのソフトカバーのメモ帳(?)に、書いてくれました。
ほんと、手慣れた様子でいろいろ教えてくださるので(オリンパスの人じゃもんね!)、思わず、「今度、一緒に写真を撮りに行ってください」とナンパしそうになりましたが、止めました。エライぞ、あたし!
店員と客、というのもありますが、私の撮影の仕方が複数人で一緒に写真を撮る、には向いていないからです(爆)。





広島の中心部に「中央通り」という通りがあります。
そこにはハクモクレンがたくさん植えられていて、桜の前に満開になります。






単焦点レンズの特徴の一つに、レンズをくるくるやって望遠の程度を決めるのではなく、
近づいて撮りたいなら自分が近づき、引いて撮りたいなら自分が離れる、というものがあります。
それを実感したのが、この写真を撮ったときでした。
うろうろして、自分が歩き、丁度いい距離を見つけます。

この感覚は、自分がコンデジを使っていたときに似ています。
コンデジからミラーレスに持ち替えたとき、自分じゃなくてレンズで調節するんだ!と気づき、それに慣れるまで時間がかかりました。



単焦点レンズにして、どこがどう変わったのか、本当にまでよくわかっていませんが、春めきときめき浮かれ気分で写真を撮ってみます。
うれしいな!

撮った写真はInstagramでも紹介しています。
時差がありますが、よかったらのぞいてくださいね。



■参考



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