【10Questions】#002 konamaへの10コの質問の舞台裏の様子。
寄稿や10Qに答えてくださった方で、希望のあった場合、ちらりと舞台裏をご紹介しています。
konamaさんとやり取りをした中で、私からの質問をどう解釈したらいいのか、という問い合わせがありました。
この10 Questionsという企画は、固定の質問、質問集から選んでもらった質問、そしてキリエからその人個人へ向けた質問に答えてもらうものです。
私が自分のノートブックを広げて、「一言書いて!」とお願いするように、
あるいは、私の庭をちょっぴり開放して「遊びに来て!」とお誘いするように、
のびのびと質問に答えてほしいなぁ、と考えています。
私は、konamaさんが思うように解釈し、回答してもらってかまいません、と答えました。
質問には2種類あります。
開いた質問と閉じた質問です。
閉じた質問とは、答えが限定されるため、答えやすいものです。
「はい」「いいえ」で答えられたり、
「こっちとそっち、どちらがいい?」と選択肢から選べばいいものです。
はっきりしている分、中間の微妙なひだひだをすくい取って答えることが難しいです。
「赤と青、どっちが好き?」と聞かれ、
「紫なんだけどなぁ。それもちょっと赤みが強い赤紫で、マットな感じで、上品だけどそこはかとなくエロティックなあの赤紫!」
と答えたいときには不向きです。
そして、それ以上広がっていかないので、会話などが深まっていきません。
反対に、konamaさんの問い合わせされた質問は、開いた質問です。
自由に答えることができます。
しかし、相手に伝わるようにきちんと答えないと伝わりにくいし、
「え、そんなこと聞かれたって、どう答えたらいいのかしら…?」となることもあるので、難しいこともあります。
「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」というものが、開いた質問ですね。
私の質問集は、この「開いた質問」を多く設定しています。
10Qの企画が「あなたの物語をもっと聞きたい!」というところから発しているので、よりその人なりが出る開いた質問を意識してたくさん考えました。
konamaさんからの問い合わせから、「ちょっと開いた質問が多いかなぁ」と感じました。
私は楽しいのですが、答えるほうは大変です。
10Qに関心があるものの、「この質問、答えるのが難しすぎる…」と感じる人がいらっしゃるかもしれません。
選択には困るかもしれませんが、少しずつ、質問を増やしていこうかとも考えています。
そのときには適度に「閉じた質問」を多く混ぜてみようかな、と思いました。
さて、記事に添える写真はこだわりがなかったら、私が撮った写真から私が選ばせてもらうことにしています。
花束を作るように、その人をイメージして選んでいます。
そして、手持ちの写真にそれがあればいいのですが、なければ研ぎ澄まして選びます。
konamaさんには、イギリスと日本というイメージがありました。
彼女の回答の中にもちらほら見え隠れしていますね。
なので、どちらかで行こう!と思いました。
が、私の写真の中でイギリスちっくなものがまったくありません。
過去の写真を探れば、ヨーロッパのものも何枚かありますが、できれば「最新のものから選びたい!」と考えています。
konamaさんへの日本のイメージの中には「盆栽」があります。
彼女は小さな盆栽を持っていて、それが素敵な植木鉢(かしら?)に形よく生えていて、それは素敵です。
konamaさんのInstagramにも登場しています。
そこから私の「梅狩り」のときの写真から選ぶことにしました。
そして3枚まで絞りました。
- 白梅、青空に行く筋もの飛行機雲、常緑樹
- つぼみを含んだ光るような白梅
- 梅の木から生えているようなシダっぽい植物
いざとなったら、2枚とも使っちゃえ!と思ったのですが、最終的にはぴゅあぴゅあ成分てんこもりのつぼみ白梅にしました。
しっかり者さんに見えて(実際にしっかり者さんなのは、実際にお会いしたときにめっちゃわかりました)、でもどこかお茶目にぬけぬけさんのところがあって、そこがかわいらしい。
その感じをつぼみに込めてみました。
あとは、しっかりした大人の女性であるところはぱぱーっと咲いた白梅にお任せすることにしました。
選ばなかったシダは、今回、使ってみました。
このシダは私は結構好きなのです。
それがうまく撮れないのは、私の腕のせい…
普段、聞けそうで聞けない質問に答えていただき、本当に「俺得!」の回答に私も満足です。
konamaさん、ありがとうございました。
しばらくしたら、間隔は開けてもらおうとは思いますが、一人何度でも参加してもらおうと考えています。
また、参加してくださいね!
「あ、自分も寄稿か質問に答えたい!」という方は、下記のブログ記事をよく読んでいただいて、ご参加ください。
■寄稿と10コの質問について
■追記 (2016.3.17)
舞台裏ちら見せをkonamaさんにしたところ、「妖精の質問」に困った。とあり、また彼女の回答にも「心理テストだったらどうしよう?」と書いてあったので、どうしてこの質問をしたのかを書いておきます。
問い「妖精に会ったらどうする?」
この質問は、まず、キリエからその人個人への質問、の中の一つです。
そして、心理テストでもなんでもありません。
私が中学生の頃、好んで読んでいた本の中にイギリスの花の妖精の本がありました。
シシリー・メアリー・バーカー
主婦の友社
売り上げランキング: 79,901
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今、調べてみると、シシリー・メアリー・バーカーという人の著作で、Amazonで見るとえらいお値段になっていますが、図書室にあったのは小さな本で、シリーズものになっていたような記憶があります。
私の中のイギリスは、まずこの「花の妖精」が浮かんできます。
そして、文系と見せかけて理系女子の香りのするkonamaさんに、科学的にはいそうにない「妖精に会ったらどうしますか?」という問いをぶつけてみたくなったのです。
キリエの中ではとってもケミストリーじゃったのですが、傍から見たら「わけわからん質問!」ですね。
こんなびっくり箱のような困った質問も問いかけてみます。
「回答しようと思ったけど、こんなへんてこりんな質問があったらヤダなぁ…」
という方、ご安心ください。
そういうときにはお声をかけてくだされば、別の質問と差し替えますし、
あるいはいくつかの中から選べるようにもできます。
ご相談くださいね!
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