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編まれた本のように / ブログを書くときに気をつけていること

2021/06/05


たまに私のブログのことを「ブログっぽくない」とおっしゃる人がいます。
それを聞いて私はニヤリとします。



ブログにはブログの書き方がある。
というのを初めて知ったとき、
「へぇ~、こういうところまで考えて書かれるんだ!」
と驚きました。

SEO対策もありますが、ぱっと見て何が書いてあるか把握できるような見出し。そして目次。
今では当然となりましたが、モバイルで読む人が多いので、モバイルで読むときに読みやすい工夫。
リンクの貼り方。
思わず押してしまいたくなる広告や商品の紹介。
文字の大きさ。
3行での改行。

ちょっと調べるだけでたくさんあります。


私も必要があれば、そういうふうに書くことがありますが、基本は違います。

私がブログを書くときに気をつけていることは、
「本として編まれたとき(編集されたとき)、なじむように」
です。


「日記ブログ」と称していますが、目指すのはエッセイです。

最近はあまり読んでいませんが、エッセイが面白くて面白くてたまらない時期がありました。
作家さんの日常だったり、
強烈な人の周りには強烈な人が集まってくるのね!というエピソードだったり、
わくわくする旅行記だったり、
年を重ねることで直面するちょっと苦しいことだったり。


「こんなのが書きたい!」
と思いました。
今も思っています。

ただ、「エッセイとはなんぞや」をきちんと知らないので、自分が書いているものがなんなのかわかりませんが、こういうのが書きたいです。

そうして、厳選して並びを変え、つまり編集されて「一冊の本」となったとき、エッセイの本として成立するようにしたい。


こんなことを考えながら、書いています。