以前からどこかで取り上げたかった「源氏物語」の六条御息所と嫉妬、
そして広島弁満載でお送りします。
今回はメールの宛先を間違えずに言えました。
あなたの「嫉妬」にまつわるお話もお待ちしています。
ラジオネームをお忘れなく!
■ざっくり「源氏物語」が知りたい人へ
私のおすすめの本をご紹介します。
◇「まろ、ん?−大摑源氏物語」 小泉𠮷宏
貴族の一人称が「まろ」なので、それに「ん」をつけて、
なんとあの光る君はくり頭で登場です。
源氏物語は全部で54帖あるのですが、その1帖をなんと4コマ漫画状態でお送りする、
すっごく無謀な作品です。
しかし、押さえるところは押さえてあるので、ざっくり全体のあらすじを把握したいときにはおすすめです。
また、登場人物が着ている着物の柄はきちんと身分にあったものになっていて、
なかなか凝っています。
私はまろが欲望にまかせて一夜を女性と過ごしたあとの
「しちゃった~」「やっちゃった~」というてへぺろ感が、
サイコーにイライラし、かつ「しゃーないのぉー」といとおしく思ってしまいます。
◇「あさきゆめみし」 大和和紀
少女漫画を読むのが苦手でなかったら、ぜひとも読んでいただきたい源氏物語がこちら。
光源氏を軸に、登場する女性たちの喜びや苦悩が丁寧に描かれていると思います。
衣装も丁寧で、「豪華絢爛の平安貴族の世界」にうっとりできます。
宇治十帖もきちんと描かれているところもいいです。
源氏物語の口語訳も様々な人が書いています。
与謝野晶子や円地文子など、自分が好きな作家さんの訳を読むのもいいと思います。
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