「読みやすいブログの書き方」は、
「ブログでPVを伸ばす」といったテーマの中では、割とよく語られるものだと思う。
本ではなく、
スマホで読まれることも視野に入れ、
短時間でも読みやすくするための、
ブログ独特の書き方がある。
という趣旨のものだ。
その中で「改行」も取り上げられることがある。
あまりにずらずらと長く一文が長かったり、
いくつもの文章が改行なしで綴られていると読む気がしなくなる、とか。
私はそんなことを考えずに書いて、改行している。
改行のタイミングは、
「自分が気持ちいいかどうか」
による。
行間が狭く、改行も少なく、ぎゅうぎゅうに詰まった文章を見ただけで、
「うへぇ」
となって、本を閉じてしまうことがある。
これで挫折して「百年の孤独」も読めなかった。
ほかにも要因があるけれど。
自分が好きな行間や一行の長さってあると思う。
本でも、
ブログでも。
ただ、私の改行はある人たちにはイラっとするようで、
メールを出したときに、
「あまり頻繁に改行するな」
と言われたこともある。
また、ライターをやっているNotebookersというサイトで文章を投稿したとき、
ライターの駆け出しの頃はまず、管理人のチェックが入るのだが、
私の文章の改行がいくつかなくなっていて、
私にしては右に長い文章が並んでいたこともあった。
すぐに、「サイトへの投稿になれたもの」として管理人のチェックは入らなくなったのだけど。
詩人と言われようと、
ある人たちをイラっとさせようと、
私は自分のブログでは、自分の気持ちよさで改行をしていくと思う。
私がずらずらと右に文章を長くしたければ、改行の回数も減るし、
もっと短くしたければ、改行はますます回数を増すだろう。
読者ではなく、「自分の心地よさ」を優先させるのは、
自分が、自分のブログの一番の読者だと思っている節があるからだ。
確かに「読まれるブログ」への工夫として、
「多くの人がとっつきやすい改行のタイミング」というものがあると思う。
それを自分のブログに取り入れるかどうかは、ブログの管理人次第だ。
そういうのもブログの個性だと思う。
私の別のブログにも書いたけれど、
「読まれるブログの作り方のノウハウ」が拡散しすぎて、
多くのブログが同じような印象になってきたなぁ、と思う。
あるときからブログがとてもつまらなくなった - 世界の涯てでお茶を飲む
自分のブログだもん、
自分の好きなようにしたいし、
好きなようにやっていくよ!
あなたのことばで、
あなたの感性で、
書かれたブログを読ませてね。
■この記事を書くきっかけについて
この記事を書くことになったのは、
ラ・ニョイさんの「趣深い.com」の記事から。
読みづらくて腹が立つブログのデザイン(コンテンツ幅、余白、フォント、段落)を考えてみる。
この中の、改行についての項のツッコミ
お前は詩人か!
というのに、噴き出した。
だって、書かれている通りだもの。
なので、こうツイートした。
詩人です。韻は踏み外しています。 RT @omomukibukai 読みづらくて腹が立つブログのデザイン(コンテンツ幅、余白、フォント、段落)を考えてみる。 http://t.co/KfHF8h6dZJ— Kyrie (@sala_ky) 2015, 10月 5
そうしたら、こんなお返事が来た。
@sala_ky 反論募集中です\(^o^)— ラ・ニョイ (@omomukibukai) 2015, 10月 6
いやぁ…
反論もないし…
言いえて妙だったので、
「いや、まさにその通りでございます」
なんじゃけど…
一部の人には、ウケが悪いのも知っているけど、止める気は今のところないし…
そして、私は「このまま、詩人でい続けよう。どうせ詩人なら、旅して歩く吟遊詩人がいいなぁ。ふらふらするんだ。うっとり…!」と心に決めたわけだけど。
そこからTwitterでのやり取りがあり、
「私のあまり面白くもない改行の思い出」について書くこととなった。
ちなみにラ・ニョイさんのブログの魅力は「コケの観察日記」にあると思う。
コケを育てようとしているけれど、どんどん茶色く、そして一部は白くなっていくコケ。
写真を見ていて、ドキドキする。
「水分が多すぎるんじゃないか?」
「もっと日光に当てたほうがいいんんじゃないか?」
「なんで白くなるんじゃろう?」
と心配とおせっかいとで、
コケ 白い 原因
という単語でネット検索をかけたら、
舌が真っ白になる「舌苔」が画像つきで多数ヒットして
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
となってしまったので、もうおせっかいは焼くまい、と思った。
最近のコケ日記の、私のお気に入りはこちら。
コケ観察の大記録92日目~ノマドなコケの引っ越し
1枚目のコケの写真がなぜか好き。
これ、いいんだ!
「なんだ、コケの観察日記かよ。つまんねー!」と気を抜いて読んでいると、
それだけじゃない深い世界に鋭くツッコんでいる記事もあるので、気を付けたほうがいい。
と、最近悟った。
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