やりとりがあったのは、私の他のブログ「世界の涯てでお茶を飲む」なので、
そこに書こうかと思いましたが、
取り上げられているのは私のメインブログ「Kyri*ate」なので、
こちらに書いてみることにしました。
石川ユーリオさん(@ishikawayulio)から、寄稿してもらうことがありました。
私もその寄稿を掲載するまでの舞台裏を書いたのですが、
もう一つの舞台裏の様子が石川さんのブログに掲載されました。
Kyrieさんの「世界の涯てでお茶を飲む」のブログに寄稿しました
これが石川さんからのお手紙のように感じたので、
ここで取り上げられている質問(?)にお答えする、という体でお返事を書くことにします。
まず、この「Kyri*ate」が2010年11月25日から開始されているようだ、ということですが、
そうでございます。
私は初ブログを楽天ブログでデビューしました。
そこで3つ、ブログを作りました。
同時に3つ、ではなく、いろいろ面倒くさくなったり、リセットしたくなって、
作っては削除し、を繰り返していました。
それから、当時はまだ面倒くさい余計なものがない、
かわいくておしゃれなアメブロに移ってきました。
アメブロでも、2つブログを作っています。
最初のブログを続けていたとき、そのときおつき合いをしていた人とちょっとしたトラブルがあって、
その人も私のブログを読んでいたのですが、
とにかく腹が立ったので、
ある意味、ネットでのつながりをぶち切るために、
何年か続けてきたブログをあっさりと削除し、
ねっちりと準備をして、新しいブログを開設しました。
それが2010年11月25日です。
石川さんが指摘されているように、
私は11月25日生まれで、
私の中ではこの日が私の中での「新しい年」の始まりで、
なにか新しいことをするにはふさわしいと考えたので、
自分の誕生日を選びました。
そのときには
「すぐにカッとなったり、『リセットしたい!』と言ってブログやTwitterのアカウントを削除するけれど、
『ひとつの場所に留まって、定点観測のように物事を眺めることも大切なのではないか』と思ったので、3年はこのブログを続けよう」
とそっと決めました。
しかし、もうちょっとで3年、という頃、アメブロを使うのがとてもしんどくなってきました。
ここに詳しく書いています。
書きたいのに書く場所が見つからない / ブログでのピンチなエピソード #EdgeRankBloggers - Kyri*ate
いろいろ悩んだ末、Google Bloggerにやってきました。
その次に取り上げられているのは「自分のストーリーを書いているブログ」についてです。
アルファブロガーとかパワーブロガーなんかがとても注目された頃です。
関東では大規模なブロガーズミーティングが開催され、
ちょっとブログのことをネットで検索するとお名前を見かけるブロガーさんたちが
我こそは!という勢いで参加されていました。
私は「自分のブログは絵日記のようなもの」としていたのに、
そこには自分のブログを分析し、
いかにPVを稼ぐのか、
内容、
投稿時間、
読者層、
ブログデザイン、
読ませ方、
タイトルのつけ方、
などなどを研究し、非常に大きな影響力を持つ人達だったり、
その人達に憧れて追随する人達がたくさん出てきました。
おそらく、このときの「ブロガー」というイメージが私の中で大きく残り、
「こういう人達のことをブロガーというのであって、
ブログを書く人のことをブロガーとは言わないんだわ」
と認識してしまいました。
だから、今でも「自分がブロガーか?」と問われると
「うーん、ブログは書いているけどさ…」と煮え切らない答えしか返せません。
「こんな世界もあるんだ」
と、そのミーティングに参加された人達の感想ブログを読みました。
また、「ブログ論」という記事もたくさん目にしました。
その中で、
「有名人ならともかく一般人の日記なんか誰が読みたいと思うのか」
「アメブロはブログではない」
など、ばっさり断言する人も少なくなく、
アメブロユーザーだった私は、ひどく反感を持ちました。
いかにPVが取れる魅力的なブログにするか、という本が出版されると、
誰もかもがそれに倣ったようで、
私は「また同じようなブログか…」
と、本当につまらなくなりました。
私が好きなのは、
同じ人がいろんな生活をしていく中で、
「ああ、こんなふうにこの人は感じるんだなぁ」
「こんな素敵な旅行をされたのか。私もしたいなぁ」
と、そんな「その人の人生の流れ」の一部が読めるようなブログです。
1年経つと、同じようなことがあってもよりぐっと考えが深まったり、変化があって面白いのです。
「お役立ち記事」は単発ものだから日付もいらないし、
古い記事、新しい記事という表示もいらない。
と言う人もいます。
それはそうですが、人生は流れやうねりがあって、
その中のひだひだや欠片を私は愛しているのです。
自分のストーリーがあるブログは、そんなブログです。
思わず、勢いに乗って、長々と書いてしまいました。
これがなにか重大な意味を持ったり、役に立つことはないと思います。
私は人に役立つことを目的として、ブログを書いていません。
せっせと自分の物語を書いています。
ただ、たまに「自分の中のもやもやしていることが、ここでことばになっていた」とおっしゃってくださる人もいるので、そういう人にはちょっぴり「すっきりすること」で役に立っているかもしれません。
そろそろ白ヤギさんもくたびれて、目が回っているかもしれませんね。
また、お手紙書きます。
黒ヤギ・キリエ
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