たまたまiPhoneで検索したら、ヒットした大宰府のページで、
お昼に梅の香うどんを薦めていたので、
素直に従うことにしました。
場所の説明は「北神苑の一番奥」というものだけ。
西鉄太宰府駅で取ってきた情報によると本殿のまだ奥。
これまで数回、大宰府天満宮に来たことはあるけれど、
本殿の奥には行ったことがありません。
またもや迷いながら、「北神苑」に入りました。
そこは梅林が広がり、
それを囲むように何軒もお茶屋さんが出ています。
梅の季節になると綺麗でいい香りに包まれているんだろうなぁ。
梅を愛でながら、熱々の梅ヶ枝餅を食べるなんて素敵だろうなぁ。
そんなことを思いながら「一番奥」を目指します。
が、一番奥はなかなかやってきません。
梅林も過ぎ、
「ちょっと山の中に入っていきそう」
というところにようやく、目的のお石茶屋はありました。
店内でも食べられましたが、
気持ちいいし、
もともと屋外で食べるのが好きなので、外の座敷で食べることにしました。
「今日は風が強いから」
とお店の人が持ってきてくれた梅の香うどん。
おうどんにおかかが入った練り梅が添えられています。
寒いと思っていたのに、
いいお天気なのと、
ここまででも結構歩いてきているので、
汗をかいている身体に、梅の酸味とおかかの旨みが沁みます。
お店にあった「お石茶屋のこと」という印刷物によると、
筑前三大美人の一人「江崎イシ」さんが、このお茶屋の主であり、
彼女の名前からお店の名がつけれたそうです。
彼女の美貌と気風のよさで評判となり、
著名人が訪れた、とありました。
文壇の人達の名前もあり、そばにはお石茶屋のことを詠んだ吉井勇の句碑もありました。
それにしても、やっぱりお外で食べるのって最高ね!
コメントを投稿
別ページに移動します