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お石茶屋の梅の香うどんを求めて大宰府天満宮を奥へ奥へ

2021/09/23





たまたまiPhoneで検索したら、ヒットした大宰府のページで、
お昼に梅の香うどんを薦めていたので、
素直に従うことにしました。

場所の説明は「北神苑の一番奥」というものだけ。

西鉄太宰府駅で取ってきた情報によると本殿のまだ奥。
これまで数回、大宰府天満宮に来たことはあるけれど、
本殿の奥には行ったことがありません。
またもや迷いながら、「北神苑」に入りました。


そこは梅林が広がり、
それを囲むように何軒もお茶屋さんが出ています。

梅の季節になると綺麗でいい香りに包まれているんだろうなぁ。
梅を愛でながら、熱々の梅ヶ枝餅を食べるなんて素敵だろうなぁ。

そんなことを思いながら「一番奥」を目指します。



が、一番奥はなかなかやってきません。

梅林も過ぎ、
「ちょっと山の中に入っていきそう」
というところにようやく、目的のお石茶屋はありました。










 店内でも食べられましたが、
気持ちいいし、
もともと屋外で食べるのが好きなので、外の座敷で食べることにしました。









「今日は風が強いから」
とお店の人が持ってきてくれた梅の香うどん。

おうどんにおかかが入った練り梅が添えられています。

寒いと思っていたのに、
いいお天気なのと、
ここまででも結構歩いてきているので、
汗をかいている身体に、梅の酸味とおかかの旨みが沁みます。



お店にあった「お石茶屋のこと」という印刷物によると、
筑前三大美人の一人「江崎イシ」さんが、このお茶屋の主であり、
彼女の名前からお店の名がつけれたそうです。

彼女の美貌と気風のよさで評判となり、
著名人が訪れた、とありました。

文壇の人達の名前もあり、そばにはお石茶屋のことを詠んだ吉井勇の句碑もありました。





それにしても、やっぱりお外で食べるのって最高ね!