福島を車で移動中、
コォから問題。
「どうして道路が赤いんでしょうか?」
よく見ると、道路は赤褐色。
むむむ。
これは鉄の色。
錆た鉄の赤。
「あれは鉄だから、
その鉄がどこから来たか、を考えたらいいんだよね?」
そう答えた私に
「いいところをついている」
とおほめの言葉をコォはくれた。
が、そのあとは、からっきし!
「もう、見えてる」
というヒントも生かせずにいた。
答えは、
よく見ると道路に小さな穴があいていて、
それは冬場、道路の凍結を防ぐために
地下水を流すためなんだって。
その水が鉄分を含んでいるから。
聞いたことがあるような気がしたけど、
実際に見たのは初めて。
それからガードレールにも
冬場は棒を立てて、目印にするんだ、
とも教えてもらった。
広島に帰ってきて、
福島について書かれているブログを読んだ。
雪深い大内宿やさざえ堂を見て、
「自分が見た風景があんなになるなんて、
想像もできない」
とコォに話すと、コォは言った。
「キリエには、あんなのじゃなくて
『生活の中の雪』を体験してもらいたいな」
観光地の雪、ではなくて、「生活の中の雪」。
想像もできない。
とコォに言った。
自分の身長の倍くらいの雪とか、
ホワイトアウトとか、
家にある灯油タンクとか・・
聞きはするけれど、
実感がわかない。
体験していないので、
なんとなくでも「わかる」という感覚がない。
1年くらい福島にホームステイすればわかるかなぁ?
まず、「なに着たらいいの?」から始まっちゃいそう。
冷え
寝不足
空腹
これがキリエの三大エネミーなんだけど、大丈夫かしら?
いつか行く福島は「冬」なのかしら・・・?
この旅行ほど、
「日本って細長い・・」
と思ったことがない。
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