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おそば

2021/12/232







福島旅行最後の食事はおそばにしました。



この頃になると雨はワイパーを動かさないとうるさいくらいになっていました。

気温が低く、上着を着ていました。


このおそば屋さんは風味を生かすために冷たいおそばしかありません。

私が寒そうにしているので、コォは気にしていましたが、いいのです。

うまいそばが食べたい!




この日の朝、とろろをお出汁でのばしたものを食べましたが、
実は私、
とろろも苦手だったのです。

まぁ、聞いてくださいよ。

ねばねばしたものが苦手で、
納豆やオクラの刻んだのとかも苦手でした。
食べるけどさ。


でも、私に「おそばはおいしい!」と教えてくれた出雲の割子そばで、
とろろそばを食べ、
「とろろ、っておいしんだ!」と実感。

それ以後、そんなに積極的ではありませんが、
おいしく食べられるようになったのです。
 

(ちなみに納豆は、
ひとり暮らししていたとき、
「これを食べていれば、ひとまず大丈夫!!」
と思って食べ始め、
オクラもねばねば度合いが一番軽く、こちらも
「食べておけば大丈夫!」というのと、
私の好きなポン酢と相性がいいので、食べやすかったこともあり、
全部、おいしく食べられるようになりました。
どっとはらい)



そのそばととろろに敬意を表し(?)、
とろろそばを注文しました。

「苦手だったんだ」
と話していたので、
コォはえらく心配していましたが、
おいしく完食しました。



私好みのそばを打つお店が近くにあったらなぁ・・。







食べ終わると、私たちは郡山に向かいました。

どんより薄暗い中、会話が途切れることもたびたびありました。


磐梯山は山頂を雲で隠していました。



楽しくて楽しくてたまらない旅が終わるのが、
悲しくてたまりませんでした。

無口になった私は時々、泣きそうになっていました。


コォは黙って運転してくれました。






ほんとにほんとに、福島まで来てよかった!

と思いました。

お世話になった人や友達にもありがとうの気持ちがいっぱいでした。

そして、行くことを決めて実際に動いた自分にもありがとう、でした。







郡山はやっぱり都会でした。