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グランメゾン グラシアニの思い出

2021/09/09








旧グラシアニ邸の火災が気になり、
アメブロで検索をかけてたくさんの人のブログを読みました。


多くの人が
大切な時間、
ロマンティックな時間を過ごしている場所だと改めて知りました。


今回はアメブロだけですが、
きっとほかのブログやその他のところでも悲しさを書いた方はたくさんいらっしゃるでしょう。



私は去年の12月、
ルミナリエを見に行き、
遠距離恋愛をしている恋人と新幹線の時間までの大事な時間を過ごしました。

それは、以前に書いているので、こちらをお読みください → 





同じように大事な時間を過ごし、
今回の火災のニュースで悲しい思いをされた方からたくさんコメントをいただきました。





もうちょっとグラシアニのことを思い出してみようと思います。





私たちが通されたのは、ホール、という場所になると思います。

ベージュピンクのふんわりとした内装で、
本当に本当に
「ああ、今、私は場違いな格好をしている」
と思いました。

カーテンもふんわりとしていて、
そうだなぁ、
グラシアニには「シンデレラプラン」というものがあるそうなんですよ。


HPで知ったのですが。
三宮からの送迎から始まる素敵なプランなのです。
そんな「お姫様になりたい」という女性がうっとりとできる、
でも甘すぎず、子どもっぽくもない、
そんな内装でした。




二階には上がることもなく、
バーラウンジにも行きませんでした。

外観の写真を撮らなかったのが悔やまれていて、
次回は絶対撮る!!
と思いました。





私はケーキとお茶をいただきました。



注文した内容で違うのでしょうが、
他のテーブルの方には、
朱い珊瑚のような模様の器でサーヴされていました。
 


HPや他の方のブログを見てみると、
そのシリーズの器をよく見ました。

このお店のシンボルのような器なんだろうなぁ、と思い、
次はこの器でサーヴされたいなぁ、と思いました。







サーヴをしてくださる方はほとんど男性でした。

以前のブログにも書きましたが、
本当に丁寧で誠実なサーヴでした。


前から思っていたのですが、
たとえば喫茶店(カフェ、なんて洒落た呼称になっても!)のウェイターやウェイトレスの人がバイトの人でなかったり、
バイトでも正規の店員さんにしても
「給仕のプロ」として自分の仕事にプロ意識と誇りを持っている人、ってよく見かけますか?

私は日本ではそんなに見たことがありませんでした。


彼らは「プロ」でした。


彼らが作る「シンデレラプラン」はとても素敵なものになるだろうなぁ、と想像していました。

女性って、誠意を持って丁寧に「女性として」扱われると変わるのです。

背筋をぴんとしながらも
しなやかにエレガントに、
そしてセクシーになるのです。

レイディになる、のだと思います。




きっと、
こんなことをするのは野暮なのかもしれませんが、
もし私が女性一人で食事に行っても
居心地を悪くすることなく、
楽しく食事をし、ゆったりとした時間を過ごさせてくれるでしょう。



このレストランでの値段が高い、とよく目にしました。
確かにそうです。

けれど、彼らのプロの技と
素晴らしいお料理に対しては当然の値段だと思います。








空気感がどうだったか、
尋ねられたので、
一生懸命思い出しましたが、
私に周りを見る余裕がなく、
また過ごした時間も、
おそらく2時間弱だったのでしょう。
あまり思い出せませんでした。

私の中では1時間を過ごしただけだと思っていました。
今、自分のブログを読み返すと2時間もいたので、驚いています。
あっという間だったのでしょうね。



具体的に思い出せませんが、
感覚は強烈に覚えていて、
「また次は!」
といろいろ夢を描いていました。







寂しいばかりですが、
こんなにも大勢の人に慕われているレストランだったことを知ることができて、
ありがたく思います。

「やっぱり!!」って感じ。





これから、どのようにされるのか、
なにもわかりませんが、
どの道を行かれるのか、
私もそっと気にしていこうと思います。