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お見送り

2021/08/30





今回もヴォノは私が職場に行くバスに乗り込むのを見送ってから、
自分も帰路につきました。



彼のほうが時間の融通がきく、ということもありますが、
もしかしたら私のわがままをきいてくれているのかもしれない、
と思います。




去年、彼が広島を離れるときも、
私が彼を訪ねたときも、
そして一緒に神戸に行ったときも、
ずっと私は彼を見送る側でした。


それまですぐそばにいて、
手をのばせばすぐに抱きしめることもできたのに。
ほんの10分前にはそれができていたのに。

という喪失感は、とても寂しく、つらいことです。



見送ったあと、
私はよく泣いていました。


でも、ヴォノはそうでもなさそうなのです。


「きっと見送っていないからだわ!」と私は思い、
ヴォノにも言ったことがあります。



もしかしたら、それを覚えているのかもしれないし、
単に彼のほうがゆっくりしていても大丈夫だからかもしれません。

どちらでもいいので、
聞かないことにします。





私はわがままで甘えん坊ですが、
それを忘れてしまうほど会わなかったなぁ、
と夏が終わってふと我に返ったとき、思いました。


今回は小さなわがままをいくつもきいてもらいました。

ありがとうございます。








■ 本日の写真

nandiの野菜カレー。

これは私が食べたものですが、
ヴォノは以前私が食べた「nandiカレー」を食べました。

辛いのは好き。
平気。
という彼も辛くて、信じられないくらい汗をかきました。
相当辛いんですね。

でもあとをひくウマさはたまらない、と話していました。

同感です。