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Merry Christmas in 2023

 



本日はクリスマスイブの日曜日。

昨日、山桃酒のお湯割を昼から飲みいい気分になってしまいそのままお昼寝スヤァ。なにもせずに終わった。

なので、今日ちょっと遠くのホームセンターやスーパーに掃除グッズやおやつの買い出しに行ったら、すっごい人だったよ!

特に食品フロアはもりもりの人!

でかでかピザ、パエリア、ごちそうサラダ、チキンもも焼き、いちご、パイナップル、アボカド、チーズ、子ども用スパークリングワインみたいな飲み物、大人用のビールやワイン、レモン入りのアルコール。

ケーキ受け取りに長い行列。

親子や3世代家族がわんさか。


この人出にケーキは諦め、崩れないプリンを購入しようとフロアをさまようが見つからず。お店の人に聞いても違う場所を教えられ、もこもこ暑いし空調しっかり効いてるし、くらくらしながら買い物を済ませた。

ハロウィンしかり、ブラックフライデーしかり、クリスマスしかりのイベントを通して企業に踊らさられている気もして「なんだかなぁ」と思うけど、コロナでこういうことに制限がかけられていた3年を経たあとなので、これも幸せの形なんだろうな、と思いながら帰りの自転車を漕いだ。


クリスマスはご存知の通り、イエス・キリスト生誕を祝う行事。

人々の罪を一身に背負うために生まれてきた、とされるけれど、「生まれたての赤ん坊になんて運命を授けるのさ!」と、私は憤ってしまう。

現実世界でもさまざまな環境で住む場所がなく食べ物がない状況の子どもを含むたくさんの人たちが新たにどんどん増えていることも、覚えていたい。


生まれてきた小さな人たちに「あなたはここにいていいんだよ」と伝えていきたいし、自分でも「生まれてきてよかった」と思ってもらえるといいなぁ、と願う。小さなイエスさまにも、もちろん願う。


以前、おつき合いしていた男性と街を歩いていると、ホームレスの高齢の女性がお金をくれと彼に近寄ってきた。

彼は彼女と短い会話を交わし、いくらかのお金を渡した。それから彼は私に笑顔で話し出した。

「僕は嬉しいんだよ、キリエ。彼女は爪に色を塗っていたんだ!」

たしかにはげかかっていたが、朱色の鮮やかなネイルを塗っていた。

「彼女は自分をハッピーにする方法を知っているんだよ!」

自暴自棄になるのではなく、自分を慈しみおしゃれをしている彼女を彼は自慢そうに語った。

そんな視点があることに私は驚き、嬉しそうな彼を見るのも私が嬉しくなってしまった。

彼は彼女がハッピーになる手助けを少ししたのだ、と言った。

彼は以前、とてもつらい時期があり、そのときには明るい色の服を着る気になれなかったと話したことがあった。

なのでその女性が色をまとっていることは、ハッピーになることを諦めていないと感じたのかもなぁ、と勝手に想像した。


私は彼からたくさんのことを学び、愛を与えられた。彼のようにはなれないけれど、彼が私に蒔いた種はまだ私の中に残っているし、幾つかはひょろひょろしているけれど、発芽したものもあると信じている。



メリークリスマス!

あなたがハッピーでありますように。

ハッピーでいることをあきらめないように。

私はにこにこハッピーだよー!



Kyrie

2023/12/24











■2023年12月 クリスマス・マーケットで撮影






 

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