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カッコいいオトナと原点回帰

2021/06/05

午前中にiPhoneから書いた文章を削除して、書き直している。


今、古い曲を聞いている。
自分が多感な頃、聞いていた曲だ。

最近、そんなことが増えてきた。
歳を取った、ということなのかもしれない。


聞きながら思った。

原点回帰

特別なことがあったわけではない。
でもなぜか、このことばがやたらとぐるぐるしている。


こんな空っぽな自分でも多少は経験を重ね、少しはスキルも身につけた。
以前だったら苦労していたことがそこまで全力でやらなくても済むこともある。

多分、つまんなくなっているんだと思う。
またおんなじ。と思って。

「全部同じ」ことはないのだろうけど、似たようなことをルーティンで回していくのがとても苦手だ。
飽きちゃう。



秘密基地みたいなところで、ひとり遊びをしながら、特に思い出や体験を共有する人もなく古い曲を聞いてきときとしながら周りを見る。

苦手だからと避けていた「切ない」という感情も、いいように使われるのがいやで全力を出していない仕事も、最小限のもので暮らそうとする姿勢も、ほしいものをがっつがつの欲望を晒して手に入れるのも、「大人だから」とカッコつけていたのかもしれない。

中身はこんなにコドモのまんまなのに!


年々、「憧れるオトナ」が「面倒な人」になってきちゃって、自分もアカンな、と思う。

人から見られるのはどうでもいいので、自分がカッコいいと思う自分でいることも手放しちゃダメだよ、あたい!