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アヤしい夜の街で迷子になった / GW 2021

2021/06/05

 


一番近いと思い、いつもとは違うルートで向かってみた。

大きな通りに平行に道があると思い、ひょいと内側に入ってみる。

最初はよかったの!
大丈夫だったの!

でも!だんだん「平行な道じゃないぞ」となっていく。


このあたりは確か、遊郭だった建物を旅館にした場所の近くだ。
と気がついたときにはもうディープな街の中だった。

失う方向感覚。
宿泊より休憩がメインのホテル。
妖艶な女性が微笑む看板ずらり。
そんな中にある飲食店。どこかうまそうな雰囲気に「いつか入ってみたい」という好奇心と「これは保護者(こういう街に対応できる大人。できれば男性がよい。もちろん「保護」者なので私に危害を与えない人)同伴じゃないと危険だぞ」という警戒心がちらちら。
背徳的な設定のエロ映画かビデオかのポスターもあり。

「私、どこにいるんだろう?」
久しぶりに味わう、この感覚。


こういうときの「きっとこっちだ!」という自分の勘はアテにしないほうがいい。
が、今日は時間がなかった。
気がついたら待ち合わせの時間まで数分!

途中、知ったお好み焼き店があったけど、ここ、いつも迷いながらぐるぐるしているうちにたどりついたり、ご案内するはずがゲストの人にGoogle Mapを読んでもらって連れて行っていただくへなちょこホステスぶりを発揮するところ。
未だに方向感覚ぐるぐる。


と歩いていたら、やっと見知ったお寺発見!

が、狂った方向感覚は治らず、もうちょっとで全然違う方向に行くところだった。
寸前で修正し、無事に待ち合わせ場所に到着。
連絡入れながらで、2分の遅刻。

LINEで「あたい、迷子」と送ったら、友達は「え?!」と驚いていた。
そうだろうそうだろう。
自分でも驚いたわ。


いつもと違うルートから外れると、冒険しちゃう、って話。

今日はよく歩いた。



冒頭の写真はピザ生地のパン。200円。