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初めて作ったそうめんうり(そうめんかぼちゃ)の天ぷら


Twitterで「そうめんかぼちゃの天ぷら」というのを見た。

私は「そうめんうり」という名前のほうが馴染みがある。

そうめんうり、というのは湯がくと身がほぐれて、なんていうんだろう、モズクのようになり、歯ごたえこりこりになる。

祖母からの味では、いりこ(にぼし)をすり鉢とすりこぎですって粉状にし、そこに酢、砂糖、少量の醤油を入れ、身をほぐし絞って水気を切ったそうめんうりを入れて混ぜる「そうめんうりの酢の物」だった。
それしか食べたことがなかったので、「天ぷら?!」と驚いてしまった。




うちにはなんと、叔父が栽培収穫したそうめんうりがあった。
チャンス到来!

私はネットでレシピを調べた。
身をほぐして他の野菜と一緒にかき揚げのようにするレシピもあったし、ほぐさずに揚げるものもあった。

私はツイートのぬしさんに質問して、なんとなくの作り方を知った。



とりあえず、我が家のそうめんうりのおけつから1/3を使うことにした。
切り落とし、洗って短時間、そのままレンチン。

それから中の種とワタを取り出す。

レンチンは薄く切ればしなくてもいい、と教えてもらったが、あえてやった。
というのも、そうめんうりは「皮がめっちゃ硬い!!!」。
皮をむかないといけないので、作業を楽にするため、レンチンした、ってわけさ。

ちなみにかぼちゃも丸ごとレンチンすると、切りやすくなるし、皮もむきやすくなる。
基本、かぼちゃの皮はむかないんだけど、叔父の畑のものは店で買うものより汚れなどがあるので、そこをきれいにするために皮を一部むくのさ。




なにせ初めての試み。
とにかく薄く切ってみた。

天ぷらの衣は、小麦粉、卵、ワインビネガー、水、塩少々。
いつもなら、小麦粉、マヨネーズ、水、ですませるんだけど、切ってみたら思いのほか大量になってしまった。

さくさくの天ぷらがいいもんね!
酢を入れるとさくさくになる、というレシピも見たので、冷蔵庫でごろついているワインビネガーを入れてやったさ!

ついでに冷蔵庫でごろごろしているナスを揚げてやったさ!!!



さて、お味ですが、すんごい衝撃。
なんというか、脳内で情報処理ができず、パニックで終わった。
というのが、最初の感想。

食べると、私が知っているそうめんうりの食感なんですよ。
が、しかし!
すっぱくないっ!
いりこの味もしないっ!
ふぁっ?!
どういうこと?
ふぁっ?!ふぁっ?!ふぁっ?!

ってやってたら、食べ終わっていた、って感じ。


レシピにもツイートにも「ほのかに甘い」というのがあって、酢の物しか食べたことのない私には「甘い?!はて???」と思っていました。
実際に食べると、ほのかに甘い。
「そうめんかぼちゃ」と言われているのが納得できる、かぼちゃ系の甘さ。
そして酢の物のときには感じられなかった、ちょっとしたほくほく感。


ふぁっ?ふぇっ?!
とやっていたら晩ご飯が終わってました。


いやぁ、なかなか楽しい冒険(?)じゃったあっ!
ネットの皆さん、ありがとうございました。
私のお料理スキルがちょっと上がったよ!




楽しくなって、クリアスタンプがすがす押して、ノートにも書いたさ!!



今年の夏、楽しいこともできるなぁ。

毎年、夏は「お仕事死闘編」で、ぼりょぼりょになって「なにかをしよう」という気力もなく「寝ていたらお盆休み終わってた…」と虚しい期間なんだけど、今年はいろいろあって、少し余裕があるぞ。