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死とカミーノとつれづれとYouTube

2021/06/05

今の状況をブログに書きたかったけど、ここ数日削られてPCを立ち上げる元気もなかった。
このブログはいつでも個人の見解です。





さて、今回はつれづれに「箇条書き日記」よりもうちょっと長く、あれこれとりとめもなく書いていこうと思う。



削られているのは、仕事の「非常」が1か月半続き、あと3週間くらいはこれが続き、場合によっては延長するかもしれない。ということだ。
それに加え年度末、新年度が重なり異動もあったため、新しい人と運営していくのに状況説明やこれまでの流れ、そして情報共有がさっぱりできない、というところで、ばたばたと時間が過ぎていく。
おそろしいほどの疲労はないが、長期化しているのでじわりじわりと疲労がたまっているのを感じる。



今週末(2020年4月11日~12日)は、広島県でも湯崎知事から「外出自粛要請」が出た。
おうちでおとなしくしているが、ほんとのところは身体中がぎしぎし痛くて動けない、という感じ。
それでもやっと見たいTV番組が見られ(早朝出勤が多くいろいろ我慢して早寝していた)、夕食には軽くアルコールも飲めた。
結構ストレスがたまっているなぁ、というのも感じた。





Twitterを見ていたら、感染した人の体験記を幾つか読む機会があった。
私は三密の中の常時「二密」の職場にいる。
いつ自分が感染するかわからないし、実は無症状なのかもわからない。
もし疑われるようななった場合、あるいは待機となった場合は家族のために自宅ではないところで隔離してもらいたい、と考えている。
感染者叩き、というのも目にするが、誰がなったっておかしくないのだ。「私だけは大丈夫」なんて幻想なんだ、と思い、ちょびちょびと入院あるいは隔離するときに必要そうなものをまとめ始めた。

しかし、私はそれだけでは甘かったことを知る。
それはこれを読んだからだ。

私たちは、新型肺炎の「看取りのない死」と「送りのない死」をどこまで想定できているか(加藤順子) - Yahoo!ニュース

この中の
身近な人の死にまつわる話題は結構多い家庭であると自負はありますが、「新型肺炎で自分が死ぬかというところまでは、意識が到達していなかった」ということでした。
は、私もハッとした。
準備はしていたけれど、退院する気満々だった。
そう高齢ではないし、大きな病気もない。がそれが「自分は死なない」ということにはならないのだ、ということをすっかり失念していた。

そうか、自分は死ぬかもしれない。

それは新型コロナウイルスのことがなくても可能性としては大いにあり得るのだけれど、コロナ前より断然高くなっている。


それからというもの、私は家族の死より自分の死についてもたくさん考えるようになった。
とりあえず、弟たちとは「延命措置はしなくていい」と話をした。
まだまだ準備は進んでいないけれど、ほかにも気になっていることがあるのでやりたいと思っている。

こういうときの私はどこか冷めていて「密封されてお顔が見えなくても心配しないでね。絶対に化けて出ません」と彼らと約束をした。


こんなに自分の死を肌でぴりぴりと感じながら生きるのはカミーノ(スペイン巡礼)以来かもしれない、とふと思った。
十分に気をつけて、自分ができると思われることは全部やっていったつもりはあったけど、100%の命の保証はなかった。
カミーノを歩いているといくつもモニュメントがあって、その中の幾つかは、というか気がついたものの多くは巡礼途中で亡くなった巡礼者を記念して遺族が建てたものだった。
そしてカミーノで訪れた教会にいた処刑されているイエス像はこれでもか、と言わんばかりにだらだらと血を流していた。
いつ命を落とすかわからない。
こんなにくっきりと自分の死を感じたのは、カミーノが初めてだったかもしれない。

話は逸れるし、これは今回もこれまでも家族に言ってきたことだけど、もし今すぐに自分がお星さまになっても私は全然悔やむことがないなぁ、と思っている。
やりたいことはやってきたし、なんというか「思い残し」があまりない。
なのでこれに関しても「化けて出ません!」と約束できる。




やっとやってきた休みの前日、私にしては珍しくLINEを私にしてはたくさんの人に送った。
いつもなら用事がないのにメールもLINEも電話もしない。
が、なんとなく人と会うことも自粛しているし、春にお別れして人も何人かいるのでぽちぽちとLINEした。
さすがの私も「つながり」を感じたいのかもしれない。

その多くの人と「落ち着いたら会おうね!食事しようね!お茶しようね!」という約束をしているんだけど、これってなにかのフラグみたいでちょっとこわい。




こんな中、飽くなき好奇心のかたまりキリエはお試しをしていた。

【広島弁】イヤホンの相談|Kyrie|note

ユーチューバーデビュー?
いやいや。もう削除してしまったが、YouTubeに投稿したことがある。

音声を使ったなにかをまとめたくて、2度削除したnoteのアカウントと取り直した。
最初はnoteのアプリかららくらくで投稿してみたものの、5分しか録音できなかった。
5分は短くはないけど「あともうちょっと!」となりやすい。7~8分あるといいな、というのが私の希望。
それをなんとかならないものか、と考え、iPhoneのボイスメモを使うことにしてみた。
5分以上録音できるぞ、しめしめ。
しかし、音声はnoteのアプリからはYouTubeのURLしか貼れないようになっていた。ブラウザのSafariでnoteを開いてみると音声自体投稿できないようになっていた。
むぅ。

……こ、これは……iPhoneからYouTubeになんとかして動画をあげて、そのURLを貼るしかない!

と考え、調べながら全部iPhoneを使ってやってみた。
添えた画像はがびがびになっているようだが、まぁ、こんなもんかな。
お手軽さはnoteのアプリで5分以内で録音するのが断然よかった。

が、スマホでYouTubeに投稿できるのはなにか強みを得たような気がした。
多分、フリージャーナリストの堀潤さんの影響かもしれない。
彼がNHKを退職し、フリーになってすぐにSNSで言ったのは「誰もが報道できる」ということだった。
その頃はまだスマホからYouTubeへ投稿するのはそんなに気軽にできないことだったみたいだった(ちょっと試してみたけど有料のアプリやちまちましたスキルが必要で挫折した)。
堀さんは大手メディアが報道しているものだけが情報ではない。
自分たちが一次ソースとなる情報を報道できる時代になったのだ。
と言い、YouTubeへ投稿するスキルやコツを熱く伝えていた。


何度か書いたけど、このブログも基本は自分のための記録だけど、もしかしたらなにかになるかもしれないな、とも思っている。

広島にいる一人が「今、どう感じているのか」の記録なのさ。




お風呂から出たら、県内で感染者が一気に23人増えていた。
昨日までが30人。
今日3人増えて「ひゃ~、33人じゃあ!」と思っていたところだったので、1日に26人となった。
倍増、と言ったら言い過ぎかもしれないけれど、ぴりぴりとなにかを感じてしまった。


とりあえず、ブログ書けた。
嬉しい。
ずっとブログが書きたかったんだ。

寝て起きたらまた書くかも。




最後になったけど、ブロガーの方、一緒に遊びたくなったら声をかけてください。
自分もやろうと思うけど、なかなか時間が取れなくて。
参加募集期間は2020年4月6日~5月10日まで。

【ブロガー企画】10コの質問 参加者募集のお知らせ #ブロガー10クエ

よかったらお声がけください。よろしくお願いします。


Kyrie