編集

平成最後の日はスタバでいちごフラペチーノを飲んでいた

2021/06/05

なにをやっても「平成最後」って言えちゃうなぁ。
なんて考えながら迎えた2019年4月30日。


午前0時になるとすぐに、お誕生日の友達にスタバのeチケットを送った。
いいね、このサービス。
スタバが近くにある人にはとても有効。
もちろん、相手もスタバ好きじゃないとダメだけど。
TwitterやLINEから送れるのも、なかなかいいよ。


とかやってたら、いただいてずっと放置していたゴディヴァのチョコレートの存在を思い出す。
前の職場の最終日に上司に当たる方からいただいたものだ。
こういったものでさえ、向かい合う気にもなれなかったんだなぁ、とこの長い休みに感謝しながら、取り出してみる。
するとそこにはチョコだけではなく、スタバカードが入っていた。
ヤラレタ!
大事に大事に飲ませていただきます!



平成最後だけれど、特別なにかをしたいとは思わなかった。
強いて言うなら、いつもよりノートブックや手帳にたくさん言葉が書きたかった。
なにがあったのか、どう思ったのか、書き留めておきたかった。

しかし、書きたいと思うようなことも起こらず。
おうちの人の勝手ないらいらをぶつけられ、こっちもいらいらしたくらいだ。

すんごいいらいらして、15時過ぎにおうちを脱出。
早速、スタバに駆け込む。
が、もともとあった私のスタバカードにチャージしていちごフラペチーノ注文。
だって、5月中旬までは「ハミングバードカード」が有効なんだもの。

スタバのハチドリデザインのカードは、毎年一定期間、そのカードで支払いをすると売り上げの一部が東北の再建に使われるのだ。



ちょっとの時間だったけど、気が済んだ。

17時からNHKで「退位礼正殿の儀」の中継を見た。
10分くらいで終わる、と聞いていたが、本当にそれくらいで終わってしまった。
壇上から下りて、続いて下りる皇后さまにさりげなく手を差し出される場面はきゅんとしてしまった。

松の間から退出される天皇さまが最後に深く一礼されたのを見て、「ああ、これでもうテレビでもお姿を見ることはなくなるのかなぁ」と思った。


晩ご飯は本気で蕎麦を食べようかと思ったが、残り物があったのでそちらを優先。
これまでと変わりなく過ごした。

特に変わりない、というのがとても大切なんだなぁ、と噛みしめることが多いので、ちょっとほっとしている。




スタバにはタンブラーを持っていった。
2011年のSAKURA。
初めてスタバのタンブラーを買って、綺麗だったのと嬉しかったのとで、遠距離になって半年くらい経つ恋人に写真を撮って送った記憶がある。
このあと、東日本大震災が起こるだなんて思ってもいなかったし、それだけじゃなけれど震災も一つの原因で、私たちが別々の道を行こう、と私から提案するとは思ってもいなかった。

あれ以降、私は恋愛をしていない。


なんだかなぁ、とちょっぴり傷心の自分を思い出してセンチメンタルな状態になっているけど、きっとどこかで会えると思ってる。
私の気は長い。

自分の今の人生では、出産はもう叶わない。
結婚も、難しいかも。

けれど、次の人生ではその機会が回ってくる、と考えている。
輪廻転生を信じ切る、というところまではいかないが、なんとなく「私の人生では無理だったが次がある」と思ってる。

だからなのかな。
明日、私の寿命が尽きても思い残すことはない。
もちろん死に急いでいるつもりもない。

自分の心臓の太鼓が鳴らされ、生命のろうそくが燃え尽きるまで、歩いていくのだ。




ということを書いて、平成最後のブログはおしまい!

なんか、カッコいいことを書こうと思ったのに、全然だった。