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広島野帳

2021/06/05

コクヨさんの「測量野帳」というものがあって、それを愛用しているユーザーさんのことを「ヤチョラー」というのも知ってはいたが、そのときは「ふーん」と思っていた。







しかし、それが変わったのは去年、友達から東京国立博物館の「縄文展」の限定野帳をもらってからだ。
裏には有名な遮光器土偶の箔押しがほどこされている、なんとも浪漫と野性をかきたてられるノートブックだった。

調べてみると、私だって50冊からオリジナル箔押し野帳が作れるようだ。
国内の博物館などにそこのオリジナル野帳があったり、イベントの限定品やノベルティとして作られているものもあるようだった。

いやーん、古墳野帳とかもうサイコー!!

なんと、私の脾臓の虫さんの故郷(?!)の九州国立博物館にもオリジナル野帳があるじゃない!
素敵~!!

いつしか私は、野帳を持って旅する妄想を始めた。


ハードカバーで薄くて、でも80ページ。
3泊4日の旅の2回分には十分!
4回分あるかも!
わかんないけど!

行った先でそこのオリジナル野帳を買い、新たな旅に備えるのも楽しそうだ。

妄想は続く。




ロフトの文フェス2019の限定野帳、ピンクとミントも買ってしまった。
甘くて、かわいい。



が、もともとは「測量」の「野帳」。
野外でがしがしと使うために作られたタフで頼れるヤツ!

従来の深緑のがカッコいいじゃん!




などと迷走している中、広島にオリジナル野帳がないか、と探していた。
あるにはあった。
面白いショップがオープンして、その記念に「野帳にゴムバンドをつける」というオープニングイベントをしていた。
私が知ったときにはとっくに終わっていたけれど。

そのショップのオープニングのノベルティで、「広島野帳」と呼んでもいい、素敵なデザインの野帳を見つけた。

お好み焼き、広島城、市民球場
牡蠣、原爆ドーム、路面電車
もみじ饅頭、宮島、そしてショップ

広島市と宮島、みたいだけど、他の都道府県の人からすれば、これが広島のイメージじゃないかな。



ノベルティだし入手は難しいだろうな、と諦めていたら偶然にネットの波間から販売されていることを知り、いそいそと買いにいった。
2冊あるのは、縄文野帳を送ってくれた友達に送るためだ。
「いつか広島に遊びに来たい」と言っている彼女の「広島の旅のお伴」として遊んでもらえたらいいなぁ、と思っている。



欲を言えば、ノベルティ限定ではなく、そのショップの定番商品として置いておいてほしい。

ね、素敵でしょ?