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初心者の次の万年筆は?

2021/06/052

安価な万年筆を使ってちてちてとノートに書いていく。
紙はトモエリバーに書くのが好きで、トモエリバーのノートを集めてしまう。

そんな私が、ちょっと今使っている万年筆に物足りなさを覚えている。


初心者向け、あるいはキッズも大丈夫なものは扱いも簡単で、丈夫。
私は粗雑で粗忽者なので、荒い扱いに耐えていただけるのがなによりも大事で安心。
落としたら割れちゃうような繊細なものとは相容れないのだ。

鉄ニブのカリカリした硬い感じ。
インクフローもまずまず。

しかし、だ。

ここでなぜか弾力というかしなやかさが欲しくなってきた。
少しだけ力を込めた時、「あっしは硬くて曲がりませんぜ、ダンナ!」というのより、わずかに竹のようにしなってほしい、と思ってしまった。


字をうまく書くため。
高尚な文章を書くため。
ではなく、日々のラクガキを書くための道具なんだけど、どうしてそんなことを思い始めたのかは、わからない。

そういう万年筆が存在するのかも、知らないのだ。


「初心者の次の万年筆」を欲している。

しかし、ネット検索したけど、ないのね、見事に。

「初心者向け」の万年筆紹介はたくさん見るけど、その次のステップのものがない。
万年筆好きの人はきっと、独自にその道を開拓されているんだろうなぁ。

が、私は万年筆をコレクションしないし、何本も持ちたいと考えていない。
そして価格とその人の使いやすさが比例しているわけでもない。
文具店でも試し書きが簡単にできるものでもない。
なに情報かわからないが、人の万年筆をやたらと使ってはいけない、という謎の教えが沁みついているし。
その人の書き癖が万年筆に反映されているから、他の人が使わないほうがいい、という理由。
これの真偽のほども不明だ。



唸りながらも、この辺りかしら。というものを見つけた。


■PILOT カスタム74



ほぼ日手帳weeksを愛用していて、来年も引き続きこの手帳を使おうと考えているので、細かい文字が書けるのがいい。
というので、ヒットした万年筆。



■Pelikan スーベレーン



こちらも漢字などの日本語を書くときにも細い線が書けるというのと、キャップのトップにいるペリカンちゃんがかわいくて。





この2本をとりあえず挙げてみたけれど、これが私に合っているのかどうかわからない。
どうなんでしょうね。
すっごくすっごく欲しくてたまらない、というほどではないので、また衝動的になりづらい状況なのさ。

他にもおすすめがあったら教えてください。
よろしくお願いします。


ちなみに今後、万年筆のインクについても書きたいと思っている。



■本日の写真

  • ノート カタバミノート(トモエリバー。文庫サイズ。現在販売お休みの模様)
  • 万年筆 PILOT cocoon <F>
  • インク OMAS ターコイズ


参考までに持っている万年筆は
  • PILOT cocoon メインで使っている
  • PILOT kakuno オレンジや緑のインクを入れてサブで使っている
  • LAMY Safari 私にはニブが太すぎてしばらくお休みさせていた。6月中旬から仕事で使ってやろうと考え、一緒に通勤中。訳あってまだ1回しか使用できていない。キャップの着脱がスピードが求められる仕事中にはちと面倒。