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夏なのに、春 / モレスキン 桜エディション #moleskine

2021/06/05


ゴールデンウィーク。
私は久しぶりにゆったりした気分で過ごしていた。

年度末・年度初めは怒涛の勢いで、休みも「寝て回復」状態で、しょっちゅうTwitterで「身体中が痛いー。ぎしぎしするー」とつぶやいていた。

ようやく連続したお休みで、明日のことを考えなくてもいい時間がやってきて、私はついつい寝っ転がってスマホで気になるものをネットで見ていた。

その中にノートや手帳があり、モレスキンを検索して面白そうなものを眺めていた。
そしてすぐに「ぎゃあああああ!」と叫ぶことになる。




私が知らない間に(?)、モレスキンの桜エディションが出ていた。
それもかわいいピンク。
ラージもポケットも。

なにそれーー!!

私はすぐにネットで調べ始めた。


が、有力な情報は得られず。
「桜モレスキンが発売されますよー」、「買いましたよー」というものは探し当てたが、それで今購入可能なのかどうなのかが知りたいんですよ、あたい!!!

そして、スマホ画面を眺め、悲しい気持ちになった。

大体のところは売り切れだった。
あったのは定価より高い値段で売り出されているものだった。

スタバの桜ジャーナルも春に余裕がなくて買い逃した。
また今度もか、とがっかりした。
お金を高く払えば手に入る。
でも、これってどうなのかなぁ。

転売問題も考える機会が多くて、なんとなく自分はしたくなかった。

きちんと情報を調べていなかった自分がいけないんだもん。
残念だけど、仕方ない。
忙しすぎる、春のバカ。


と、諦めていたところに手助けをしてくださる方が現れて、結局、ロフトへ取り寄せることになった。






ロフトのキャッシャーで品物を確認したときの私の興奮具合、わかるかしら。
ぷちぷちにしっかりとくるまれている中から、この2冊の優しいピンクが取り出されたとき。
夏の日差しなのに、私の頭の中がピンクに染まっても仕方ないよ。

金色ドットの箔押しもかわいくてさー。






すぐさま、屋外で撮影大会ですよ。
ちょっとヘンなおねいさんだったけど、いいの。
「あー、かわいい!かわいい!」とずっと呟いてた。


私の中でモレスキンのハードカバーと言えば、「頑丈!」「よってハードな使い方にも対応できる!」なので、「こんなに華奢なモレスキンがあってもいいのかしら」と思っていた。







それが、ね。
秋に旅行に行こうと思っていて。
これまでいろんなノートと旅してきたけど、モレスキンポケット、それもハードが一番使い勝手がよかった。
それこそ、乱暴に使ってもたくましく受け止めてくれて、小回りが利いて、だから「書きたいときにさっとメモできる!」感じがすごくよかった。

しかし、手元にはモレスキンポケットはない……

ハッ!!!

今、来た!
手元にありますよ!
白くてちっちゃくて桜の花びらが散っている優雅なモレスキンが!!!!


えええええー。
こんなに蝶よ花よと大事だいじするような桜モレスキンを私の比較的ハードな旅に同行させるの?
スタンプ押すときに大概インクで表紙が汚れちゃうのよねー。



この件に関しては、保留。



とにかくこの日一日は頭の中が桜ピンクで、ふわふわしていて「はぁ、幸せ」とため息ついてぼーっとしていた。

中がのぞいてみたいけど、フィルムをはがす勇気はまだない。
早くコットンキャンバスがさわってみたいな。




それから、また桜モレスキンを調べていたら、トートバッグのノベルティがついていたお店もあったのね。
同じ柄でかわいい!!!

しかし、こちらもいいお値段がついて売りに出されていた。
寂しくなっちゃうなぁ。
嫌になっちゃうなぁ。






桜ピンクのモレスキンがあるってだけで幸せ気分続行中。
使うのはまだまだ先ね。


ちなみに今年の夏ノートはモレスキンラージの黒。
ほんとはすごいノートブックみたいなんだけど、専用のペンがないので私は「普通のノートブックとして使うよ」と贅沢なことをしている。

ちなみにこのモレスキンは「痛いノート」にもするつもり。
「痛いノート」と「夏ノート」の仕込みはすでに始まっている。

浮かれついでに新しいペンやマスキングテープも買っちゃった!